先週金曜日の夜に、やっと終わりました!
Union: New York City School Bus Strike Ends, But We Will Fight On
ストライキに入ってから、通学そのものが大変になる悪天候も重なり、保護者のかたからは、
「ストライキがずっと続くようなら、送迎のために仕事を辞めるか転職しないといけなくなるかも」
という深刻な声もちらほら聞こえてきていただけに、これ以上長引かず、利用者側としては本当に良かったです。
バスを利用している中には障害のある子どもたちも多く、一般の交通機関では通学が難しいケースもあったようです。
ただ、記事中にもあるように、当局と労働組合の間では、合意形成には程遠い感じですね。
ニュアンスとしては市側の勝利、ということでしょうか。
別のママ友さんからは、今年9月入学の子どもたちの保護者のかたがたには、スクールバスの利用を抑えるため、
自宅から近い、出来れば徒歩で通える学校を教育委員会から強く勧められている、という話もききました。
スクールバス利用児童一人当たりのコストが7千ドル弱、確かに結構な額です。
NY市の場合、優秀な子どもは、試験にパスすれば難度の高い内容を学習できるGifted & Talentedというプログラムや、
非営利教育団体等が運営する、標準とは違ったアプローチやメソッドで学習できるcharter school、
あるいは、障害のある子と一般の子が一緒のクラスで勉強するInclusionプログラム、等々があり、
また、学校によってかなり柔軟な運営がされています。
住所によって学区は決められているものの、自宅から少々遠くてもそちらに通いたいというご家庭も多いのです。
スクールバスの利用が制限されるとなれば、選択肢も狭まることになり、希望の学校のある学区に引っ越すか、
毎日送迎してもらう人を雇うか、頭を悩ませている保護者のかたもいらっしゃるとか。
もうすぐ市長選で、ブルームバーグ市長から代わることは確実なだけに、これからどうなるんでしょう。
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