ニューヨークの日本領事館より、本日、
米国内におけるエムポックス(クレード1)輸入症例の確認について、
注意喚起のメールが届きました。ありがとうございます。
転載してお知らせします。
(転載ここから↓)
●米国内で初めて、より重篤度が高いとされるクレード1型エムポックス(clade I mpox)(旧サル痘)の輸入症例が確認されました。
●米国疾病予防管理センター(CDC)は、クレード1型エムポックスが米国内で感染拡大するリスクは依然として低いとしていますが、手洗い、うがい、手指消毒等の衛生管理に注意を払うとともに、発熱や発疹などエムポックスの症状のある人との濃厚接触を避けるなど、十分な予防策を講じてください。
【本文】
1 11月16日、米国疾病予防管理センター(CDC)は、米国内で初めて、アフリカで感染が拡大する重症型のクレード1型エムポックス(clade I mpox)(旧サル痘)の輸入症例が確認された旨公表しました。
https://www.cdc.gov/media/releases/2024/s1116-california-first-clade.html
2 感染が確認された患者は、東アフリカに滞在歴があったことが確認されており(輸入症例)、米国への入国後に医療機関で治療を受け、症状は改善し、自宅隔離中とのことです。
3 CDCはこのクレード1型のエムポックスが米国内で感染拡大するリスクは依然として低いとしており、注意レベル(レベル2:十分な予防策を講じること(Practice Enhanced Precautions))も変更しないとしています。
【参考】CDC健康情報通知(THNs: Travel Health Notice)
レベル4:すべての旅行を中止(Avoid All Travel)
レベル3:不要な旅行の再検討(Reconsider Nonessential Travel)
レベル2:十分な予防策を講じること(Practice Enhanced Precautions)
レベル1:通常の予防策を講じること(Practice Usual Precautions)
4 手洗い、うがい、手指の消毒等の衛生管理に注意を払うとともに、発熱や発疹などエムポックスの症状のある人との濃厚接触(飛沫・体液等への接触)を避けるなど、十分な予防策を講じてください。
5 現在、日本外務省では、感染症広域情報:エムポックスに関する注意喚起(「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言)を発出していますので、こちらも併せてご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C033.html
【参考】
エムポックスとは(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/12052-mpox-intro.html
(転載ここまで)