まずは一安心です。患者さん本人もホッとしていることでしょう。
Ebola scare in Brooklyn was false alarm
しかしダラスの病院では、残念ながら、最初の患者さんに関わった別の看護師の感染が新たに確認されました。
医療従事者が新たにエボラ感染=死亡患者を治療―米テキサス州
この病院では、最初の患者さんの治療及び手当の方法がかなりずさんだったようで、ちょっとショックです。
Dallas Nurses Cite Horrifying Conditions in Ebola Care
こちらの記事によりますと、防護服の着用が徹底しておらずかなりいい加減だったとか
隔離前に、救急治療室に何時間も患者さんが既に嘔吐下痢があるのに置いておかれたとか
この患者さんの手当を担当した人が他の患者の手当もしていたとか
ちょっと信じられないミスが重なったようです。
院内感染拡大の様相を呈してきています。
あれだけ連日西アフリカでの感染拡大が報道されていたのに、やはり流行地域が遠いということで
医療関係者ですら、そこまでの緊迫感がなかったということでしょうか。
自分たちだけは大丈夫、アメリカの病院だったら大丈夫、と。
米疾病対策センター(CDC)の担当者は強い危機感を抱いているようですが、
世界最高レベルの医療水準と自他ともに認めるアメリカで万が一蔓延してしまったら
「終了」
の二文字が脳裏をよぎります。
これ以上の拡大はなんとか食い止めてほしいです。私も他人事とは思えなくなりつつあります。
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