そんな○○に魅せられて

3年経って

明日3月11日、東日本大震災から丸3年です。
まだまだ震災前の暮らしを完全に取り戻す、
までには至らないようですが、地域の皆様のご努力と
関係各方面の皆様のお力で、少しずつ前進しているという
お話をうかがえたりで、本当に頑張っていらっしゃる様子が
伝わってきます。

こちらのニュースでも地震関連のものがあり、胸が詰まりました
Japan widower diver tsunami waters bring wife home
最愛の奥様が見つからないままの3年間。
奥様からの最後のメッセージ。
なんとか応えたいと諦めきれないお気持ちが痛いほどわかります。

記事のコメント欄を読みますと、慰めや共感に混じって
「it's time to move on」
という言葉がちらほらあります。
この記事の内容では、恐らく日本人からは出ないだろうなということと、
アメリカ人だったらこういう慰め方も有りかな、
と両方思いました。

日本だと誰かが亡くなったら、一般に通夜お葬式のあとに定期的に
故人を偲ぶ機会があります。そして毎年、お彼岸やお盆にお墓参りとか
手を合わせることが普通だと思うのです。

でも、アメリカ人でクリスチャンだったりすると
亡くなった人は永遠に天国の慈悲深い神のみもとに召されたのだから、いつまでも悲しむことはない、と。
だから思い煩わず、前に進もう(Move on)と。
そしてお盆やお彼岸も無いので、定期的に故人を憶うという習慣もないのでした。
なぜお盆が重要なのかとか、「法事」を説明してもよくわかってもらえなかったりすることもあります。

愛しい人に対する思いや向き合い方は人それぞれなので、何が正解なのか難しいところですね。

ただ、何もかも抱えながら、歩いていくしかないのかもしれません。悲しみは癒えなくとも、きっと良いこともあるでしょう。

改めて、犠牲になられたかたのご冥福と被災地の復興と復旧を心よりお祈りいたします。
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