そんな○○に魅せられて

新型コロナウイルス闘病の男性、9ヶ月間のECMOから生還。肺移植を経て退院へ

日本の4都府県で緊急事態宣言が発令され、
新型コロナウイルス、なかなかすんなりと終息に進まない状態が続きます。

おかげさまで、私はこれまで症状もなく過ごせておりますが、
昨年の今頃、NY州では非常に厳しい状況が日々伝えられていました。
現在、陽性のケースはまだNY市で1日4000人弱が報告されています。ただし死亡者数は大きく減少しています。
一方、ワクチン接種は、少なくとも1回は接種した人は全州民の約45%と今週中には過半数を超えそうです。

ローカルニュースを見ていますと、ワクチン接種を受けた人の1人で
ブルックリン在住、33歳2児の父である、エドウィン・ルナさんの記事がありました。

他の方と大きく違うのは、先週の木曜日に接種を受けたルナさんは、昨年4月、新型コロナウイルス感染で重体となり
最後の救命手段とも言われるECMO(体外式膜型人工肺)を9ヶ月近く使用し、肺移植を受け、
約1年間の闘病の末に生還されたからなのです。
昨年4月から9月の5ヶ月間は昏睡状態だったそうで、苦しく辛い中、本当によく頑張られたと思います。

Brooklyn dad gets vaccine after year-long COVID battle that required lung transplant
https://abc7ny.com/edwin-luna-blood-cleaning-machine-emca-dr-paul-saunders/10538197/

ECMOは一般的には心臓手術などで使うもので、こんな長期間のECMO使用によるコロナ治療は世界でごく稀だとのこと。
ECMO治療の後は、損傷した肺の移植手術が必要で、他の病院へ転院し1月に肺移植手術を受けたそうです。
その後、元の病院へ戻り、ワクチン接種に至ったのでした。
記事には家族や病院スタッフチームと回復を喜ぶルナさんの動画があります。

入院当初は「こんなに苦しいのだから家に帰って平穏に死なせて欲しい」と話したルナさん。
今は「2度目のチャンスを授かったように思います」と明るい顔で語っていました。
家族の方も不安な日々を過ごされたことでしょう。本当に良かったです。

新型コロナウイルスは、ルナさんのように33歳と若くてもこのようなケースもあり、
感染しやすさも、感染してからの症状の現れ方も本当に個々の違いが大きいのだとよくわかります。
私も周りで感染した人の話を聞くと、入院した人もいれば全くの無症状の人もいます。

いわゆる「コロナ疲れ」「コロナ慣れ」で、私もつい、自分は大丈夫と思ってしまいがちですが、
やはり最悪の場合も考えて、はっきり終息する時まではガイドライン遵守で気をつけていきたいです。

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