パンデミック以降、治安の低下などネガティブな話題多めの
ニューヨークの地下鉄。
個人的にも、この頃は利便性と裏腹なマイナス部分をいろいろ感じることが多いです。
そんな地下鉄ですが、本日、報道関係者などを招き、
近々導入予定の新型車両の試乗会がブルックリンで開催されたそうです。
MTA hosts 1st ride aboard brand new 'subway car of the future'
https://abc7ny.com/mta-new-subway-train-cars-r211/12766913/
写真は上記記事に掲載されていたもののスクリーンショットです。
地下鉄、といってもマンハッタン外では、地上を走る高架鉄道のようになっている部分が多く、
今回の試乗会もそのような場所だったようです。
今日は強風が吹き荒ぶ、大変寒い1日でしたけれど、
とても晴れていたので車内にも日光が良く入り、明るい雰囲気です。
新しい車両は、各車両の連結部分を仕切っていた扉がなくなり、
車両から車両へ自由に行き来できるようになっています。
車内のスペースは10%ほど広くなり、ややゆとりが感じられます。
また降車ドアの幅も広くなったので駅での乗降がスムーズになり、
停車時間も短縮できると考えられています。
そして治安の向上という点では、車内に監視カメラが設置され、
モニターでリアルタイムでの監視が可能となります。
人口が密集しているNYCで、交通渋滞や駐車場確保の難しさを考えると
やっぱり、地下鉄は安全に利用できるのであれば便利ですね。
新型車両は試運転を経て、8月以降に本格的に導入される予定だそうです。
治安と安全性の向上と、運行スケジュールの安定に貢献してくれることを期待します!