そんな○○に魅せられて

リモートワークの影響 in NYC

パンデミック以来、私の周りでもリモートワークに移行する人が増えました。
会社勤めで出社するのは週に半分とか、月曜日だけ、火曜日だけ、という曜日限定だそう。
平日は月〜金、全てオフィスへ出勤という友人はだいぶ減っています。
オフィス街ではない場所のネット環境のあるカフェ等でラップトップで仕事している人の姿も
グッと見かけることが増えたように思います。

個人的には通勤の時間も手間も交通費も省けるしと割と前向きに感じておりましたが、
通勤してくるオフィスワーカー目当てで商売をしていたところはかなりのダメージのようです。
下記リンク先の記事によると、ニューヨーク市の勤労者の場合
自分の勤務先オフィス周辺で使うお金が以前に比べ1人あたり年間4,661ドルも減少してるそうです。

New York City workers are spending $4,661 less annually near their offices: study - Gothamist
https://gothamist.com/news/new-york-city-workers-are-spending-4661-less-annually-near-their-offices-study

確かに、飲食代を1人で平均1日25ドル使ってたとしたら、
週5出勤→週1出勤なら、それだけで単純計算で1週間で200ドルの減少ですね。
記事には他の大都市のデータも出ていて、減少幅はNYCが最大、次がLAの年間4,200ドル。
マンハッタンの勤労者の場合、パンデミック前と比較して、
オフィス周辺で使う飲食代、交通費、娯楽費が全体で120億ドル、
オフィスで過ごす時間は32.9%、それぞれ減少しているのだそうです。

アダムス市長も、マンハッタンへのオフィス回帰を民間企業に呼びかけていますが、
ある程度リモートでも仕事が回るのがこのパンデミックで証明されてしまったような状況では
なかなか難しい面があります。

いつも大勢の人がいて活気が溢れているというのがマンハッタンの魅力でもありますし、
本当はマンハッタンに住みたい人も多いと思います。
いかんせんあらゆるコストが高すぎて、負担できる人が限られているのが現状ですね…。
うーん、どうなっていくのでしょう。

(写真は今月撮影のOne World Trade Centerです。)

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