私は、ほうろうの鋳物鍋『STAUB』(ストウブ)をいくつか持っています。
抜群の熱伝導と保温性を誇り、これを使うだけで料理の腕前が上がる・・・と言ううたい文句に惹かれて買いました。
もう10年以上前のことだったと思います。
確かに、鋳鉄製の蓋は重く密閉性が有り、自然に圧力もかかるため、煮物などもしっとりと美味しく出来るような気がします。
色もカラフルで綺麗だし、価格的には少々お高めですが、自分でも気に入って愛用していました。
ところが先日のこと、「久しぶりにお肉でも焼こう」と、棚からグリルパン(見出し画像↑)を降ろしたのですが・・・。
いいえ、降ろそうとしたのですが・・・。
しっかりと、グリルパンを掴みきっていなかったのか、グリルパンは私の右足の甲に落下してしまいました。
なにしろ、STAUBの鍋の重さは半端なく、まるで鉄の塊。
それが、足の甲に・・・。
足はパンパンに腫れ上がりました。
余りの痛さに、『骨折したかも?』と一瞬不安がよぎりましたが、痛さを我慢して恐る恐る動かしてみたら何とか動きます。
力を入れることは出来ませんが、床に足をつくことも出来ます。
もし、骨折をしていたら、それらのことは出来ないと聞いたことがありましたので、ちょっと安心をして、その後はひたすら冷やす・冷やす・冷やす・・・。
それが、先週末の出来事でした。
昨日頃から、ようやく、指の隙間が塞がるほどだった腫れも退きはじめ、もうビッコを引かなくても歩けるようになりました。
(まだ、サンダルや靴が履けないので外出は出来ませんが)
それにしても、今回のことが、もし骨折だったとしたら、私はどうしていたでしょう・・・?
仮に救急車を呼んだとしても、玄関は常に施錠してありますから、隊員の方は家に入ることが出来ません。
となると、息子に連絡をしてきてもらう・・・?
でも、息子も、直ぐに駆けつけられる状況にあるかどうか・・・?
多分、無理でしょう。。。。
自分では、まだまだ若いつもりですが、この先何があるか分かりません。
『もし、何かあったら・・・』と、常に、その時の事を考えておかなくてはと思いました。
『とりあえず、スマホは家の中でも肌身離さず携帯する様に!』とは息子の命令。
確かに、何かあったときには、いつでも、どこでも(たとえトイレの中でも)、誰かに連絡を取れると言うことが最も大切なことですから、息子の命令に従い、これは、即、実行することにします。(*^_^*)
と言いながら、喉元過ぎれば直ぐに忘れ、気が緩んでしまう困った私なのです。
(>_<)(>_<)