医師の治療を受けるほどではないが、健康とは言えない状態。
つまり、病気と健康の間のことを、漢方では『未病』と言うそうです。
最近の私が、まさにそんな感じで、どこがどうというわけでもないのに、なんとなく体調がスッキリしません。
ふと思いついて、書棚から『薬膳』の本(見だし画像 ↑)を引っ張り出してきました。
この本は『上医は食事で病気を治す』という医学博士・ショウキ先生の言葉に惹かれて買ったものですが、結局はそれほどの活用もせずに、書棚の隅で眠ったままとなっていました。
いま、改めて読み返してみると、東洋医学から来る『医食同源』『薬食同源』等々、頷けることがいっぱいです。
せっかく良い本を買ったのに、本棚の隅に眠らせたままだったとは・・・。
何と勿体ないことをしたのだろう・・・と自分でも呆れています。
これからは、『薬膳』と言う言葉を頭に置いて、食べるものに気を付けていきたいと思っています。(食には、一つ一つ深い意味があるのですから)
キノコと梅の炒めマリネ
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キノコは『気』を補い、梅干は『収斂』作用があるそうです。
つまり、元気をカラダの中に閉じ込める組み合わせなのだとか・・・?
冬瓜と生ハムのマリネ
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冬瓜には利尿作用が有り、むくみに良いそうです。
最近の私は、むくみがち(特に足)なので。
何事も一朝一夕では効果は出ないでしょうが、食事は毎日のことですから、続ければ永い間には大きな差が出来るはず・・・と思っています。