ノーベル賞受賞者の発表の時期になりました。
さて、今年の文学賞受賞者はどなたになるのでしょうか?
発表が楽しみですね。
2017年の受賞者、カズオ・イシグロが6年もの歳月をかけて完成させた受賞後の第一作となる『クララとおひさま』を読みました。
本の内容を書くのは控えますが、『日の名残り』や『私を離さないで』等と同じように、読み終わった後、『ふぅ~』っと、大きく深呼吸したくなる様な、そんな作品でした。
カズオ・イシグロはご両親とも日本人だそうですが、幼少の頃からの英国暮らしで、ご本人のアイデンティティは英国にあるような気がします。
(私の勝手な想像です)
それでいて、日本的なところもあり、私はすっかりファンになってしまいました。 (*^_^*)
これからの秋の夜長、しばらくはカズオ・イシグロが続きそうです。