私の住む地域では、新しく越してきた人達が多くなり、また、以前から住んでいた人達も世代交代が進み、それにつれてご近所付き合いも希薄になってきました。
戸建てが並ぶ住宅街でも、『隣は何をする人ぞ』という感じで、もしかしたら、それはマンション以上かも知れません。
そんな中で、ご近所のある家から「到来物があったから」と美味しい果物のお裾分けを頂きました。
持ってきてくれたのはご長男のお嫁さんです。
その家は、最近では珍しい三世代同居でしたが、私達が親しくしていたのは親世代のご夫婦で、お嫁さんとは会えば会釈をする程度でした。
(お嫁さんが働いていて、不在がちだったせいも有ると思いますが)
だから、老夫婦(おじいちゃんとおばあちゃん)が亡くなられ、完全に世代交代をしたら、もう、お付き合いは途絶えるだろうと思っていました。
それが、今日のお嫁さんの来訪です。
「おばあちゃんが珍しい物があると、必ず、OOさん(私の名前)にもお裾分けね!・・・と言っていたのを思い出したから」とお嫁さんは言いました。
ビックリしましたが、でも、嬉しかったです! (*^_^*)
玄関先で、少しだけでしたが亡くなられた奥様(おばあちゃん)の想い出話をしました。
話してみると、お嫁さんが亡くなられた奥様のことをリスペクトしていたことがよく分かり、何だか心が暖かくなりました。
彼女が帰った後、「もう、OO家のお嫁さんでは無く、れっきとした奥様なのよね!」と、改めて世代の交代を実感した私です。
今更ですが・・・。 (*^_^*)
これからは、世代の違う若い人達とも、気張らず、自然体で、近所付き合いができたらいいな・・・と思っています。