特別公開 富雄丸山古墳の蛇行剣

　昨日、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館まで行って

　特別公開中の富雄丸山古墳から発掘された蛇行剣を見に行ってきました。

　昨日は平日ですが、とってもいい天気でした。

　洗濯をして朝食の支度をして、できる限り早く家を出ました。

　ラッシュ時のギュウギュウの地下鉄に乗って、近鉄電車を乗り継いで「畝傍御陵前」まで行きました。

　昔に橿原考古学研究所付属博物館まで行ったことがあったのですが

　同じ方向へ向かう人も多くいたので迷わずに着くことができました。

　着いたら建物に沿ってすでに大勢の人が並んでいました。

　私が着いたのは9時50分ごろだったのですが

　並んで博物館の入り口にたどり着いたときは10時30分を過ぎていました。

　エントランスホールから受付までもまだいっぱい並んでいました。

　受付が終わってコンコースに入るとパンフレットをいただきました。

　　　　表

　　　　裏

　コンコースを過ぎると特別展示室に入りました。

　発掘されたときから丁寧に取り出され保存処置している様子を

　壁に沿って順に丁寧にパネルで説明しているのを見せてもらって

　いよいよ蛇行剣です！

　　　




総長285ｃｍ。

　鞘に入っていたそうで、一人で剣を鞘から抜けたのかしら？

　盗掘されてなくて、1600年ぐらいちゃんと形が残っていたなんてすばらしいです。

　特別展示室を見学した後、常設展示室も見学しましたが

　藤ノ木古墳から出土した太刀の複製品が小さく見えました（笑）。

　でも多数の鏡や埴輪や棺など観ることができてよかったです。

　余談ですが、博物館に入るために並んでいる時も敷地内にいくつか石棺が置かれていました。

　　　

　色々な石棺を見ながら並んでいたので、あまり苦にはなりませんでした

　

　

今城塚古墳

昨日は高槻市の今城塚古墳に行きました。

　　　

　私の育ったところは弥生時代の遺跡が近くにあり

　通っていた高校は超有名な古墳群の中にあったのもあって

　遺跡とか古墳とか大好きなんです。

　前から今城塚古墳に行ってみたかったのですが

　私、めちゃくちゃ方向音痴なので、初めて行くところで迷子にならないか心配でした。

　前に高槻阪急に行ったときも道に迷ったのですが

　高槻市の方はとても親切で

　道を尋ねたらどなたもとても丁寧に教えてくださいました。

　今回も何人にも尋ねて、無事に言って帰ってこれました（笑）。

　着いたらいきなりの埴輪列にびっくりしました。

　　　

　　　

　レプリカですがこんないっぱい埋まっていたのですね～

　人の埴輪の中にはお相撲さんがいたり

　　　

　鳥の埴輪の中には鶏冠がある鳥もいました。

　　　

　鶏って6世紀の初め頃もいたのですね。

　もともと日本に野生でいたのかなぁ？

　

　前にリカちゃんキャッスルｉｎ高槻阪急に行ったときに

　高槻阪急からちょっと山側に行ったところにある昼神車塚古墳に行ったことがあります。

　この古墳も狩りをする人と犬とイノシシの埴輪のレプリカが墳丘に置かれていました。

　それを見てウキウキしたけど、今回は規模が全然違っていてすごいなぁって思いました。


　今城塚古墳は継体大王の真の陵ではないかと言われてるけど

　宮内庁が管理していないから、古墳公園になっていてすごくきれいに整備されていて

　ウォーキングやランニングや散歩にもすごくいいところで

　近所だったら毎日でも散歩に行きたいなぁと思いました。

　　　

　

　古墳を1周した後に隣接している今城塚古代歴史館に行きました。

　常設展と企画展があってどちらも無料で見ることができました。

　常設展では今城塚古墳だけでなくほかの高槻市内の古墳の出土物も展示していました。

　一番驚いたのは今城塚古墳の後円部の石室に石棺が3基おさめられていたことです。

　一人が継体大王だとしたら、あと二人は誰だったのかしらね？

　いっぱいいた側室たちの誰かなのかお母さんなのかって考えてみてもわからないのだけどね。

　
　またどこかに行ってみたいと思います！