40℃近い猛暑の中、炎天下の東高根森林公園を散策した。
屋外でのNIKKOR 50mm f/1.8S描写力をどうしても試したかったから…
色の出方、陰影の具合、まさに好み。
どんなに売れていると洗脳宣伝されても、SONYのαに向かえない理由がこの描写力!
人に慣れているのか、接写しても全く逃げようとしないシオカラトンボ。
まさにf/1.8単焦点本領発揮の構図に巡りあえた。
青空の抜け感、色彩感も申し分なし。
NIKONらしい写真がこちら。
デジタル補正で全体をのっぺり明るくしてしまいがちなソニーとの違いが顕著。
影は影としてしっかり描写。
リアル!
50mmレンズは標準レンズなんて呼ばれているけれど、コンデジやスマートフォンなんかは24mm前後が標準だから、
それに慣れた身としては、50mmレンズを装着していると常に2倍ズームがかかっているように感じる。
この写真なんかも、ズーム特有の圧縮効果を感じてしまう。
青空は青く、緑の木々は緑に輝き、影の部分はしっかりと暗い。
当たり前のようでいて、この陰影をしっかり描き分けられるカメラってスマートフォンではもちろん皆無。
ニコン好きな最大の理由。
水面の描写も及第点。
手前の遊歩道の柵に焦点を合わせると、後方の階段部分がいい感じのボケ具合。
これぞ、単焦点レンズの醍醐味かなぁと…
ゴミゴミとした住宅街から一歩入っていくとこの自然の景観。
これが川崎市北部最大の魅力。
首都圏ではあるし新宿も渋谷も急行20分以内だけど、決して単なる都市部ではない!
水辺と森と空と太陽。
長時間滞在はつらいけど、ほどよく狭い公園なので、短時間で巡ることができる。
ギリ、この猛暑でも散策できる貴重な公園です。