早川真琴。
これは、このストーリーのキャラクターということではなく、2~3年前、適当に描いたラフでした。
それを少し修正、加筆。
ペン入れをして色をつけました。
再利用できる画像があってよかったです。
---------- 漫画用プロット ここから----------
缶ジュース3本を両手に持ち、教室に戻ってきた千歳。
由美がいないことにすぐ気が付く。
「あれ?湖内さんは?」
「今日はもう帰るって。さっき教室を出たところだから、追いかけたら間に合うかも」
紙の束を机の上でトントンと上下を整えながら真琴が言った。
「あ、じゃあ、早川さん、これ渡してきて」
と、由美の分を真琴に差し出す。
「でも、そのまますぐ海野くんが追いかけた方がいいんじゃ……」
真琴が言うと、
「え…?う~ん、そう…かな…?」
歯切れの悪い言い方に、何か理由があるはずだと思わない人はいない。
一瞬間が開いて、突然思いついたように千歳を凝視する。
「もしかして、気づいちゃった?」
真琴がそういうと、
「ん?な、何に?」
と、咄嗟のことに多少の驚きと、焦りを隠すことに失敗した千歳。
「なら、話しやすい。」
「ぼく、まだ何も言ってないよ…」
かなわないなぁ、とばかりに苦笑いの千歳。
由美がいないことにすぐ気が付く。
「あれ?湖内さんは?」
「今日はもう帰るって。さっき教室を出たところだから、追いかけたら間に合うかも」
紙の束を机の上でトントンと上下を整えながら真琴が言った。
「あ、じゃあ、早川さん、これ渡してきて」
と、由美の分を真琴に差し出す。
「でも、そのまますぐ海野くんが追いかけた方がいいんじゃ……」
真琴が言うと、
「え…?う~ん、そう…かな…?」
歯切れの悪い言い方に、何か理由があるはずだと思わない人はいない。
一瞬間が開いて、突然思いついたように千歳を凝視する。
「もしかして、気づいちゃった?」
真琴がそういうと、
「ん?な、何に?」
と、咄嗟のことに多少の驚きと、焦りを隠すことに失敗した千歳。
「なら、話しやすい。」
「ぼく、まだ何も言ってないよ…」
かなわないなぁ、とばかりに苦笑いの千歳。