働くために生きるっていう生き方って辛いですよ。生活の全てが働くことに尽きるという生き方って、なんだか味気ないと思う。まあ、仕事が生きがいならいいんですが。
最近、新聞などでよくワーキングプアという言葉を目にします。
結局、企業はコストを下げるために正社員ではなく一時雇用のアルバイトとかパートとか、契約社員とかを増やして、すごく働いても手元にはお金が残らない層を増やしているんですよね。
息子ももうかれこれ半年正社員と同じ仕事をアルバイトでやっていて、今日は休日出勤。納期に間に合わないとかで、出かけていきました。
息子のアルバイト先の会社は岩見沢にありまして、交通費がかさむので、アルバイト料が月に12万くらいになるけれど、交通費込みでの金額です。札幌駅までの地下鉄料金は自腹ですし、実際手取りは9万くらい?かな。まだ実家にいるのでそれでもいいのですが、実際、月10万前後くらいで、国保と国民年金とか払えます? 一人暮らしならまず無理でしょうね。アパート代やらライフライン関係の支出入れたら、手元にいくら残るというのでしょうか。
絶対、食ってけねえだろ。
ボーナスはなしだし、時給だし。
息子の仕事はPCさえあれば家でもできる仕事です。でも、持ち帰ってただ働きってのは酷ですなあ。大学のレポートじゃないっての。
実際アルバイトなのに、持ち帰って仕事してくる同僚もいるとか…。なんだかなあ。
息子は絶対そんなことするもんかあ~って言ってますけど。せっつかれたらどうなることやら。好きでやっている仕事なので、技術を身につける修行期間と彼は割り切ってやっているようですが。
働きたくないのではなくて、働いても普通の生活ができない。という層をどうするつもりなんでしょうか、この国は。
な~にが、美しい国だよ。馬鹿言ってんじゃないよ。
切り捨てられる国民が居ることに目をつぶって、奇麗ごと並べてる場合じゃないでしょ。
将来に希望が見出せない…という子供が増えつつあります。子供ですよ。大人じゃない。先が見えてしまって夢が持てないって、言う子供です。
まあ、私に何ができるという訳じゃないですがね、せめて、懸命に働いたら夢が叶うような社会になって欲しいなあと思うのです。
息子さん、大変ですね。MONTAの息子も4月から東京の新宿駅の南口にある会社に就職しましたが、多摩市のアパートの維持費が大体で8万円くらいかかります。
初任給の手取りで15万円くらいでしょうから、差し引き生活費は7万円。
7万円から、食費、通信費、衣服代を捻出できるかどうかといったところです。
親元に生活の拠点があるルカさんの息子さんの場合は、むしろ恵まれているかもしれませんネ。
だれしも、生活するために働くことを望んでいる訳ではないと思いますが、働いても最低ラインを維持できないという現実は、悲しいかぎりです。
人生を悩みなくエンジョイしたいものです。
今の世の中って、ヘンですよね。
同じ仕事をしていても、社員とアルバイトでは給料が違うのですから。
私も時給で働いているのですが、「こうなったらとことん税金なんか払ってやるものか!」をモットーに頑張っていません。(笑)
東京は物価が高そうだし、家賃8万はすごいですね。でもこの頃札幌の家賃も高くなってきてます。ますます薄給には酷な時代になってきました。
でも、正社員なら、身分の保証があっていいです。
ものすごくやりがいのある仕事なら我慢もできるでしょうが、そうでないなら、きつ過ぎますね。
私がこんな状態なので、先行きが心配です。
私達が就職した時期って、なんだかんだといって安定した職業を選べましたが、この頃はそううまくはいかないようですね。
アルバイトとかパートとかかなり無理をさせられてそれで時給は少ないといいます。労働基準法なんて遵守されていないところも多いとか。
どこでこのような間違った方向へ行ってしまったのか、政治家はもう少し親身になって国民を導いて欲しいですよね。
議員年金に引かれて、途中退職するような議員が居るようでは、駄目か……。