黒船屋の・・・

着物と猫とそうして私。みんなと違って…それもいい。おデブな『なんちゃってアメショー』画像と『晴明くん。』4コマも更新中。

身の丈に合う着物生活

2012-05-29 22:04:01 | 着物・着物屋 喜怒哀楽
まぁ、人様の事はともかく…

しばらく前、まんまるが、それこそ取り付かれたように
着物を物色していたころには
ローンで月々のやりくりが大変苦しく、
いろんなところにしわ寄せが行っていた。

夢中になってるときって、自分を客観視できないのだな…
(ホントに人様の事はいえない。)

そんな自分を大風呂敷に包んで、棚に上げて…また、下ろしてみる。

そもそも、洋装が定番化した現代生活において、
着物というのは必需品ではなく
値段にしても、他人からの評価においても
贅沢品の部類に入るのではないだろうか。
(もちろん、仕事着としての場合を除く)

では、そんな贅沢品が贅沢ではなく、
生活に密着したものになる
『身の丈に合う着物生活』とは
なにぞや??

と、考えたとき、
実は、それは、とっても簡単で
『自分で始末がつけられる』着物生活である…と、思う。

無理なく買えて
自分で着られて(畳めて)
ちゃんとお手入れができる(または、お手入れに出せる)
こと。

ああ、でも、これ、着物だけじゃないな…
なんにでも当てはまることのような気がする。
『自分で始末がつけられる』って、大事だわ。


さて、では、まんまる自身の身の丈に合う着物生活とは。

まずは6月になったら、あのアジサイ色の単衣を着よう。

そして、どこにお茶しに行くわけでもなく
ただ、車に乗って、あちこちさまようのだ。
ハンドルを握る手に添う、アジサイ色の袖を見ながら。
お気に入りの布に包まれてる幸せを感じながら。




そのぐらいで充分である。

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お嬢の午後

2012-05-29 06:30:46 | 


いい季節ですなぁ~
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ちょいとブラック。

昔は、苦学生…といったら、
『自分ではどうしようもない事情で、金銭的に苦労しつつも、人生をまじめに考えて、一生懸命に学ぼうとしている学生』
という意味だったと思うのだが…

いまどきは
ぐーぐるだのかめらだのにはまる時間的金銭的余裕があって
それで成績を維持できなくなって奨学金を打ち切られたり退学になったりした挙句
ネットでお金集めをして復学しよう…
…という学生も『苦学生』のカテゴリに入るらしい。

それでお金が結構集まるって言うから、
若気の過ちに優しい人がたくさんいる日本はすんばらしいと思う。

ほんとの苦学生が泣くよ。

だいたい、ホントにお金で苦労してる人は、
お金を稼ぐ大変さと、お金の大切さが身にしみてわかってるから
軽々しく他人にお金を無心したりはしないのだ。

昔は『身の丈にあった生活』という
厳しくも当たり前の考え方があったものだが
いまどきの人は、自分のほしいものは我慢しないのだな。

なにしろ『夢をあきらめないで』病が蔓延してるからな~。
甘ったれの君の夢のために、周囲の善人を巻き込むのはやめてほしいものです。

まんまる?
ええ、悪人ですよ~!
だって、そんな子に一銭だって払いたくないもの。
大事なお金は、納得できる募金先に募金したいです。