シンクにてプレドライ中の彼。
長年の大切なお客さまなんだけど、
いろんなトラブルと付き合ってる。
コッカーというのもあって、皮膚疾患は長いし、
最近はお目目が悪くなってしまって、
両目の視力がなくなってしまった。
けれど、散歩の道とか自分の家はちゃんと覚えていて、
一見視力がないとは思えない。
家の瑠奈もいろんな病気をしたから、
その度に病院にいくのだけれど、
若い時は診察室で嫌なりに普通にしていたのに、
度重なる通院でだんだんと診察されるのが嫌すぎるようになってしまった。
うっかりすると歯で文句を言ったりするから、
先生とか看護師さんに、
「気を付けて」と話さないといけなくなってる。
犬の仕事をしてるから、ちょっとカッコ悪い(笑)
不意に触ったりするとカプッと行きそうになるから、
それを阻止するアンテナを張り巡らせる。
そのくせ、検査で預けたりすると決まって、
「本当にお利口さんです」と言ってもらえたりも、する。
全く信じてないけど(笑)
上手い事やってるんだろうね。
そんな事がこの黒い彼にもあって、
病院へ行く道は断固進まないと決めているらしい。
「絶対に動きません、行きません!!」
体重もあるし、力も強いので飼い主さんは一苦労。
それもあってCUTIEに来るのをためらっていたようだけれど、
いともアッサリご来店。
トリミングルームにまで聞こえるお喜びの声が・・・
「いや~~~~来れたわ~~~~!!!」
わからなくもないね。
病院とは違うだよね。
彼に許された気持ちがしました。
それが歴史。
彼にとっては知ってる道。
いつでも待ってる。