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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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おうかがい市バス 介護1以上を対象外とする矛盾の解消を

2022年07月13日 | 市議会・市政ニュース

 6月議会の一般質問では、運転免許のない高齢者などの通院・買物支援として自宅からバス停のある店や医療機関まで希望に応えて運行するおうかがい市バスの矛盾の解消を求めました。

 おうかがい市バスは利用登録申請が必要です。その申請で身体障がい者は市の聞き取りに自力乗降可能と答えれば利用可能です。ところが要介護1以上の人は市が機械的に自力乗降不可能として利用対象外としています。質問では、その矛盾の解消を迫りました。

公共交通は福祉

 公共交通は本来、自力乗降できない人も含めて交通弱者こそ利用できて当然です。市長も以前の私の質問に「公共交通は福祉」と答えています。そうであれば、必要な予算をつけるのは市長の責任です。

矛盾解消に高齢者タクシー券を

 質問では、おうかがい市バスの矛盾解消とともに、高齢者タクシー券、まずはおうかがい市バスを利用できないと市が機械的に決めている介1以上の人へのタクシー券の交付を要求しました。

障がい者には24枚のタクシー券

 障がい者には年24枚のタクシー券を交付しています。ところが要介護1以上の人にはタクシー券もなく、おうかがい市バスも利用できません。

市長「根本的に見直すべき」

 こうした矛盾の解消を迫った私に市長は、おうかがい市バスは、利用できる一部の人には便利なものだが、利用できない人がどうしても生まれるという、ある意味で宿命を背負っていると答弁。さらに市長は、「このままでよいとは思っていなかった。改善が必要。根本的に見直すべき」と答えました。

まず介護1以上の人にタクシー券を

 まずは要介護1以上の人にタクシー券をと重ねて迫った私に市長は、介護施設入所者の移動は施設が対応するが、在宅サービス利用者や介護サービスを利用していない人には、公共交通として何か考える必要があるとし、「とにかく高齢者へのサービス全体を見直してみて、それから考えたい」と答えました。



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