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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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公共バス-路線削減から充実へ

2010年05月30日 | 市議会・市政ニュース
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デマンドバスで路線削減

  太田市では、今年4月から乗車料無料のデマンドバスを導入しています。
  デマンドバスは、申し込みに合わせて、自宅から目的地まで送迎する仕組みです。

  しかし太田市は、このデマンドバスの導入にともない、今年3月末まで市内に11路線あった公共バス路線のうち、尾島、新田線の2路線のみを残し、残りの9路線を廃止してしまいました。

デマンドバス
対象者を限定
土日運休

  しかもデマンドバスの利用は年間・原則50回まで(おおむね週1回の利用)」、事前の予約が必要で日曜日は運休とされます。
  対象者は、原則として①75歳以上、②障がい者、③その他市長が認める人とされます。

  私の3月議会での質問に市長は、毎日の通勤・通学に利用する場合は、申し出ればデマンドバスの利用も可能となる旨答えています。

  しかし、「申し出れば」ということを知らない人も多いのが実態です。
  さらに土曜・日曜が運休ということも、いまの雇用の実態からかけ離れています。

生活保護を
受けながら働く人は


  いま市内には、生活保護を受けながら働いている人もいます。
  生活保護の受給者は、原則としてクルマも50CCのバイクさえも所有・使用が認められていません。

  どうしても通院・通学・通勤などのために必要な場合は、クルマやバイクなどの維持のための諸経費を第三者が負担することで、所有・使用が認められていますが、これまでの太田市では、まず認められることはありませんでした。

  こうした生活保護を受けながら働く人たちが、通勤や通院などのために欠かせないのが路線バスでした。

  4月からの路線バス9路線の廃止は、こうした人たちの仕事までも奪いかねないものです。

削減から充実へ

  6月議会の一般質問では、路線バスの復活とデマンドバスの運行と対象者の拡大・日曜日の運行などを求めます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
下山初美さんへ (mizuno)
2010-09-24 12:58:15
太田市の今年4月からのデマンドバスは、市直営で運行しています。

運転手さんも希望者は全員を市が継続して雇用しています。若干ですが賃上げもされています。

といっても、ほんの若干の賃上げで、時給制ということもあり、月額賃金で10万円前後とされます。

いままでも、市バスの運行を委託していたタクシー会社には、運行費用の赤字を補填するため市が助成していましたが、いまも残る2路線の運行には、同様に赤字補てんとして助成しています。

今回のデマンドバス運行にともなう9路線の廃止は、委託先タクシー会社の意向ではなく、市の意向によるものです。

お考えの賄賂は考えられませんが、とにかく、公共バスの充実のために力を尽くします。
返信する
バス路線復活と バス会社経営 (下山 初美)
2010-09-24 12:32:12
バス会社からの申し入れで バスに代わるもの
を 市側に要求されて市がしたのでは 無いか
裏での 闇取引で 市側にバス会社から賄賂が
渡されたのではとまで 疑ってしまう。

バスの利用者が激減して バス会社は路線削減
会社そのものの閉鎖をしたくてしょうがない
側面が其処に有る 市側がバス会社閉鎖に拍車をかけた事に成る 

路線復活と行政がバス会社を 立ち上げたら良いのでは無いかどこかに有る廃車を整備して

私の 第二の故郷 新田の為に尽くしたい
返信する

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