たなはしせつ子さん 普天間問題、暮らし守る経済提言を訴え

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たなはしさん駆けめぐる


街頭から訴えるたなはしさん＝27日、太田市内


業者後援会の「つどい」で訴えるたなはしさん（写真左）と私＝27日、太田市内

  日本共産党のたなはしせつ子さん（参院群馬選挙区予定候補）は27日、太田市内、大泉町、邑楽町を駆けめぐり、街頭演説や「つどい」で終日政策を訴えました。

  もちろん私も同行しました。…といっても、実は27日は午後2時から3時すぎまで韮川小学校の新体育館の落成式があったので、私は午後1時すぎからの大泉町での演説終了後、市議会教育福祉委員会の委員として落成式に出席していました。

  たなはしさんはその間、邑楽町での「つどい」に参加していました。私は落成式の終了後、邑楽町までたなはしさんを迎えに行き、ふたたび太田市内に戻り6時まで街頭演説。
  夜は7時から業者後援会の「つどい」に参加しました。

暮らし守る五つの提言



  たなはしさんは街頭演説では、普天間基地問題について、「県外・国外移設」という自らの公約を破った鳩山首相を厳しく批判。米本国では行えない低空飛行・夜間離発着訓練が堂々と行われている在日米軍基地の実態も告発し、アメリカの基地はアメリカの予算でアメリカ本国に帰ってもらうよう、鳩山首相はアメリカに堂々と主張すべきと訴えました。

  くらしと経済の問題では、「経済危機から国民の暮らしを守る日本共産党の五つの経済提言」を紹介。

  雇用では、非正規から正規への転換といっさい抜け穴のない労働者派遣法の抜本改正、時給1,000円以上への最低賃金の引き上げなど“人間らしい働くルール”の確立を訴えました。

  さらに中小企業の経営を守る公正な取引のルールの確立、農林水産業を守り、社会保障を充実させることの重要性とともに、財源論にも言及。



  民主党の閣僚や次々誕生する新党が主張する消費税増税ではなく、軍事費と大企業・大資産家優遇という二つの聖域にメスをいれ、10年間で1.6倍、229兆円もため込まれた大企業の内部留保を、国民の暮らしと中小企業の経営、雇用を守るために使わせることが大切と呼びかけました。

とにかく仕事がない
国保税が払いきれない

  夜の業者後援会の「つどい」では、参加者から「とにかく仕事がない」「国保税が高くて払いきれない」など業者の実態が報告されました。

  たなはしさんは最初に「五つの経済提言」を紹介し、自身が入党したきっかけや党への思いを語りました。

  また質問に答えて、大企業の下請け切りをやめさせ、中小企業の経営を守るルールを確立すること、雇用を守り、生活できる賃金を保障するとともに、国保税など社会保障への国の予算を増やすことで家計をあたためることが景気を回復させるたしかな力になると訴え、「日本共産党を大きく前進させるために、みなさんのお力をお貸しください」と呼びかけました。

優しいたなはしさん

  たなはしさんは、参加者の質問のすべてに自ら答える力量のある人です。
  にもかかわらず、同席した私に気をつかって、「国保税や中小企業のことは地元市議の水野さんのほうが詳しいので…」と、私の発言の機会もつくろうとしてくれるなど、本当に心優しい気配りもしてくれる人です。

  たなはしさん。
  朝から夜まで、昨日も一日お疲れ様でした。
  そして、ありがとうございました。

政治を前へ
お力をお貸しください

  このブログをお読みいただいているみなさん。
  群馬から日本共産党の国会議員を送り出すことができれば、そのときこそ、本当に“新しい政治”をさらに本格的に、確実に、前に進めることになります。

  そして、まさにいまが、そうした本格的な政治の転換が切実に求められている情勢にあります。

  日本共産党の前進に、みなさんのお力をお貸しください。
  心からお願いを申し上げます。