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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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ワクチン、検査、補償…サンダーズの体育館よりコロナ対策の充実を

2021年05月28日 | 市議会・市政ニュース





太田市議会・5月臨時議会中継のページ
太田市議会・3月議会中継のページ
 議会での質問や討論の録画映像が見られます。


市議団news/No11/2021年5
月30日号

ワクチン頼みではなく、社会的検査を
ワクチンが最適と言いながら配分を辞退

 3月議会、5月臨時議会で日本共産党市議団は、感染力のある無症状の人を早期に見つけて保護するための社会的検査の実施とその要となる医療機関・従事者への支援、減収補償など業者支援を求めました。
 
 社会的検査について健康医療部長は、「今はワクチンが最適。全市民対象の検査は市がやりきれないことから合理的でない」と答弁。全市民対象でなくても、医療・介護・福祉・保育・学校など社会機能維持のための施設、あるいはそのいずれかから実施すべきと強調しても、市長の答弁は、「部長と同じ考え」というものでした。

 しかし市は3月議会中に、4月第1週から4週までのワクチンの配分を辞退。辞退の撤回を求めても市長は、「少しばかりのワクチンがきても65歳以上の人6万人の中から接種対象者を公平に選べないから」と答えました。

4月から市独自に一部検査を拡大

 市は今も社会的検査の実施に踏み出しませんが、4月からは、保健所が濃厚接触者としなかった人で、感染が心配な人のPCR検査を実施しています。

業者支援は貸付だけ
サンダーズ体育館、民間再開発ビル補助は
諦めないのに

 業者支援・減収補償でも、市の今の対策は利子補給や保証料補助のみ。水光熱費、家賃、リース代補助や現在2年の無利子期間の延長、償還据え置き期間の設定を求めても市長は、「コロナ対策は国や県の責任。財源の問題もある」と答弁。54.5億円(5月議会で78・5億円に増額)のプロバスケットボールチーム、群馬クレインサンダーズの体育館や23億円の民間再開発ビルへの補助をやめれば財源ができると迫っても市長の答弁は変わらず。

 市民の命や業者の経営より、サンダーズや再開発ビルが大事なのが太田市ということになります。



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