●放射能測定結果[新田地区 北西部]/水野正己のブログ/2012年10月4日
●放射能測定結果[鳥之郷・強戸地区]/水野正己のブログ/2012年10月4日
●放射能測定結果[韮川・毛里田地区(東部)]/水野正己のブログ/2012年8月16日
●放射能測定結果[毛里田地区(西北部)]/水野正己のブログ/2012年8月16日
●放射能測定結果[藪塚本町]/水野正己のブログ/2012年5月8日
●放射能測定結果[2011年11月~2012年2月]/水野正己のブログ/2012年2月24日
●こどもの国で放射能測定/水野正己のブログ/2012年2月11日
●こどもの国で放射能測定その2/水野正己のブログ/2012年2月11日
■測定方法:地表から5㎝、50㎝、1mの位置でそれぞれ3回測定し、平均値を記録しました。
会場いっぱいの155人が参加
(写真)講演に聞き入る参加者=2月25日、浜町勤労会館
原発事故と放射能問題を考えるつどいが2月25日、太田市浜町勤労会館で開かれ155人が参加しました。
市が汚染マップ公表へ
つどいでは呼びかけ人の斉藤匠弁護士があいさつ。つづいて太田市や太田市教育委員会、新日本婦人の会、群馬中央医療生活協同組合、党市議団がそれぞれ放射線量の測定結果を報告しました。
尾内秀男・市環境政策課係長は、今年1月から測定している市内375地点について、3月をめどに汚染マップを公表すると述べました。
市教委の小須田雅信・健康教育課指導参事は、市内全小中学校の測定結果、側溝などで高い数値が出た9校で除染を実施したことを明らかにしました。
市内全域で測定している医療生協からは栗田芳雄さんが報告。「行政の取り組みを補完するうえでも引き続き測定を続けたいと語りました。
日本共産党市議団の渋沢ゆきこ議員は、5地点132カ所の測定結果を発表し「市に線量計の貸し出しや測定など、きめ細かい対応を要望していきたい」と述べました。
はと保育園理事長の石橋峰生氏、野口朋代氏(ともに元中学校教諭でぐんま理科サークル所属)が放射能の性質や怖さ、子どもたちの健康を守るための対策などについて、カリウムやカルシウムを使った実験もまじえて講演しました。
原発事故で飛び散った
放射性物質はなくならない
(写真)実験をまじえながら講演する講師の石橋(写真左)、野口の両氏=2月25日、浜町勤労会館
講演のなかで石橋氏は、「原発事故で飛び散った放射性物質はこの先ずっとなくならない」として、「外部被曝はもちろんだが、内部被曝の影響をどう取り除いていくかに力を入れて研究しなければならない」と指摘。
野口氏は、体内に入った放射性物質が新陳代謝によって少しずつではあっても体外に出ることに触れ、新陳代謝を促進するうえで「子どもはとくに、体や脳をどんどん使ったほうが放射性物質を体外に出しやすい」として、「外でおもいっきり遊べるようにしたほうがよい」と話しました。
参加者から次々に質問
参加者からは、子どもを外で遊ばせる場合の放射線量の影響や、保育園の放射線量測定について「測定カ所や測定回数を増やしてもらうにはどうすればよいのか」、「水田の水源周辺の放射能汚染が心配」、「食品の放射能検査をきめ細かく実施してほしい」、「自宅の庭の放射線量を自分で測ったら0.75マイクロシーベルトもあった。どうやって除染したらよいのか」などの質問や要望が次々出されました。
太田市や市教委側から簡易的な除染方法が示され、要望があれば市で検討のうえ放射線量を測定するという回答もされました。
声をあげること
きめ細かい線量測定が大事
講師の石橋氏や野口氏は、国が当初は外部被曝の限界量を年20ミリシーベルトとし、その後年5ミリシーベルトとしながら、父母の強い声を受けて現在は年1ミリシーベルトとしていることをあげ、「保育園の放射能対策でも、みんなで声をあげることが大事」と答えました。
また子どもを外で遊ばせるうえで大事なこととして、みずから関っている保育園の例をあげ、「まずきめ細かい放射線量測定を行い、放射線量の低い場所で子どもたちを遊ばせるようにし、外から帰ったらすぐうがいと着替えをすること」と答えました。
原発事故と
放射能問題を考える会に
つどいの最後に呼びかけ人の竹中章夫氏から、今後は原発事故と放射能問題を考える会として運動を続けていきたいと提起。
3月11日は
さよなら原発アクションに
閉会のあいさつでは呼びかけ人の浦野稔氏が、3月11日に高崎城址公園で開かれる「3.11さよなら原発アクション」への参加を呼びかけました。
●プログラム
1.報告
①太田市による
放射線量測定結果の報告
太田市環境政策課
太田市教育委員会
健康教育課
②各団体による測定結果
群馬中央医療生活協同組合
日本共産党太田市議団
2.講演
放射能から
子どもたちを守るために
講師 石橋峰生さん
(ぐんま理科サークル)
(はと保育園理事長)
野口朋代さん
(ぐんま理科サークル)
(元中学校理科教諭)
3.質疑
●呼びかけ人(敬称略:五十音順)
浦野稔
(九条太田市民の会)
斉藤匠
(弁護士)
渋澤俊之
(小学校教諭)
嶋津洋子
(新日本婦人の会)
竹中章夫
(平和委員会)
田島厚子
(太田協立診療所 総看護師長)
鳥居勝彦
(太田協立診療所 所長)
三角俊文
(弁護士)
■主催
原発事故と放射能問題を
考えるつどい
実行委員会・準備会
■連絡先
0276-31-6782(竹中)
0276-38-4366(渋澤)
■後援
太田市・太田市教育委員会
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