うれう

まがりなりにも僕は、できるかぎり、すべてに誠心誠意、向き合ってきた。それこそが、自分なりの生き方だったし、それを常識と、僕はずっと信じてきた。

けれども、そうした行動や姿勢が、受け入れられない場合が、あまりにも多いらしい。その行動や姿勢が、面倒な人と煙たがれる場合が、あまりにも多いらしい。それは仕方のないこと、と言えば仕方のないこと、と割り切るだけでいいのかと。

僕はいつもそこで、頭を悩ませる。結果、自身に悪循環を生み、出口のない答探しに心身を疲弊させることとなる。

正直者は馬鹿を見る論理。

流れに身を任せて、生きられたら、少しは楽なのかもしれない。けれども、僕は自分の名前のごとく、真っすぐにしか生きられない。


僕は間違ってきたのだろうか。


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