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センキアンテンって読むそうです。ひらめきかがやくくらいてん。
先日、まさにその通りの症状が起こりました。
記録のために書いておこうっと、この冬はじめての大雪が降った2005年2月2日、午前11時ごろです。
突然、一瞬のまばたきの後、目の前がきらきらと輝き、その向こうにあるものが全く見えなくなりました。薬局の窓口でお薬出しているところだったのに、突如処方箋が読めなくなったんで、見えない見えないって小騒ぎ(大騒ぎすると患者さんたちがびっくりすると思ってちょっと気を使いました)して、先輩に交代してもらって裏へ引っ込んだのはいいのだけど、きらきらは続いている。
右、左と目を片方ずつ隠しても両目とも同じ症状なので、こりゃ眼球じゃなくて神経やなと思いました。
最初は見ようとする中心部に、それがだんだんドーナツ状に広がって行き、30分ぐらいで目の端から消えて行きました。その後、前頭部がずきんずきんと痛み出し、な~んか車に酔ったように胸悪くなって吐き気がしてきた。
どうやら見た目にも様子がおかしいのが良くわかったようで、「顔色悪いよ」「もう帰り」「お医者さん行かなあかんよ」と職場の皆に言われ、結局早退させてもらいました。
家にたどり着く頃にはもうなんともいえないしんどさで、このまま寝て、もし、意識がもどらなかったら困るからとダンナに気分が悪いから早く帰ってほしい旨、メールして、そのままあっという間に寝てしまった。
子供たちは学校から帰ってくると勝手に鍵開けて入ってきて、それはぼんやり覚えてるのだけど「お母さん、ちょっとしんどいから寝てるし」というと、また勝手に鍵締めて遊びに行っちゃった。
またいつものお昼寝と思ったらしいけどね。(いや、そんなにしょっちゅうお昼寝してるわけじゃないんだけど)
夕方にはかなり気分は良くなっていたのだけど、やっぱり何なのかわからないと気持ち悪いのでお医者さんに行きました。
突然目の前がきらきらしたと言うと、まだその後を言わないのに、Dr.にその後こうなってこうなりませんでしたか?と聞かれた。まさにその通りです!というと、「それはね『閃輝暗点』っていう症状で怖いものではないですよ」とのこと。
「発作ははじめてですか?」なんて聞かれてびびりましたけど、これは結構繰り返すらしい。
年に一度のこともあれば頻繁に起こる事もあるんだって。
そんなこと聞きつつ、結局どこが悪いんだかなぁ?と「どこが悪いんですか?」って聞くとニコニコ笑顔で「脳です」だと!!!あははは~っ!!
まあ前から脳はちょっとおかしいかもと思ってましたけどね~(^^;
んだもんで、年に一度で軽い発作なら治療することもない、ふとんかぶって一日寝てたらいいけど、頻繁に起こるなら脳神経外科の領域になるとのことでした。
まあとりあえず、命にかかわることはないようだし、それが原因で脳梗塞が起こりやすくなるとかもないそうなんで一安心です。
でも、車の運転中とかになったらやっぱりやばいよね・・。
先生いわく、「慣れてくると、発作が来る前に、そろそろ来るなってわかる」らしい。
いやだぁ、そんなのに慣れたくない~!
原因は寝不足・寝すぎ・ストレス・リラックスしすぎ、その他・・・。
こりゃまるでわかりませんな。緊張も弛緩もアカンとは。
自分的にはかなりの寝不足といろいろなストレスがあったのでそのせいじゃないかなぁとは思ってるのですけど・・・。
こりゃますますやりたいことあったら、しとかなくっちゃと思ったできごとでした。