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三日前から6年生の息子が自分の部屋のロフトベッドで一人で寝るようになった。
今まで6畳一間に一家4人が川の字+1で寝ていたので、これは我が家にとってかなり大きなニュースである。
そのロフトベッドは亡くなった私の父が、息子の入学祝に買ってくれたもの。
6年目にしてやっと日の目を見ることとなった。
あまりにも寝相が悪いのと、一人で寝るのが淋しいと言うので今まで使っていなかったのだけど、突然「ここで寝る」と宣言したので、転がり落ち防止の柵をつけ、布団を運びいれてベッドを整えた。
息子の寝る子供部屋は1階、私たち夫婦と娘は2階の6畳間で寝るので、息子が夜中に布団を蹴っ飛ばしていてもちょいと手を伸ばして掛けてやることも出来ない。
2階の6畳間も今まで幅いっぱいに布団を敷き詰めていたので、一人分無くなると妙にスカスカだ。
さすがに来年中学なんだから、彼が一人で寝るというのは遅すぎなくらいなんだけど、母はなにやら淋しい気がしてならない。
まだ平気で私の前ですっぽんぽんになるけど、そんな姿もまもなく見られなくなっちゃうんだろうなぁ。
自分はまさかと思っていたけど、私は子離れできない母予備軍に確実に入っているようだ。