日頃から愛飲しているタリーズの缶コーヒーの味にぶれが無いので、ブレンドの構成を確かめたいと思っていたら、缶に小さく書いてあった。
キリマンジャロ 10%
ブラジル 80%
モカ 10%
これをどう解釈するかだが、自分流に考えると
キリマンジャロは酸味では無く、深煎りにしてコク。
ブラジルは言うまでもなく、ボディ。中深煎り位。
モカは酸味を感じさせない程度の奥行。中浅煎り。
となる。
それで生で買ったキゴマAAと桜ブルボンと非水洗のシダモG1を手網で煎って実験君開始。
焙煎は前述のとおりであるが、配合は20% 60% 20%としてみた。もちろんアフターミックス。
結果は期待どおり本家本元よりモカの酸味が際立つ同傾向の味となった。豆屋さんだったら、この辺まで酸味を持っていってもいいのだろうが、缶コーヒーの充填の難しさと味の一定性、及び、酸味を良しとしない万人の為の缶コーヒーという視点にたってみて、商品したタリーズ(伊藤園)に頭が下がる。
これを入口として、アラビカのみのブレンドで万人の酸味の認識を変えていくことが、日本のコーヒー文化と業界発展のカギだと考える。
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