幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

氷点でフルーツパフェを鑑賞

2019-04-26 | 冷たいもの
惚れ惚れする、この飾りつけ。
以前来たときも、これを頼み、連れが歓声をあげた。
その声を聞くために注文した、思い出のフルーツパフェ。

インスタ映え、という言葉すらない頃から、こういう食べ物はあった。
材料は珍しくない。缶詰の果物、おそらく生ではないホイップクリーム、
中のアイスも、きっとファミリーパックのバニラ。味も、想像通り。

しかしそれらを丁寧に切り、盛り付け、うやうやしく運ぶだけで、
実に贅沢な時を過ごさせてくれる、昔ながらの喫茶店のマジックに酔う。
奇をてらって、食べ物を玩具にしたりするのとは違う、もてなしの心がある。

旭川の住宅街にある喫茶店、氷点。
混沌とした雰囲気の内装も味わいのひとつ。
カメラなぞはさっさと片付けて、記憶と共に、大事に味わうのがよし。

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