幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

柳森神社のおたぬきさま

2018-10-06 | 道外
赤い狐ときたら、次はもちろん、これ。
緑でもなく整列もしていなかったが、一人で存在感抜群。
神田川のほとりに、秋葉原駅と対面するような位置にある柳森神社にて。

朝の散歩で、あてずっぽうに歩いた道に、突如鳥居が。
そこから階段を下りて境内に入るのは珍しい。
太田道灌さんが江戸城の鬼門除けに伏見稲荷を勧請したのが起源。

よって、拝殿前にいるのは狐。
震災や空襲、放火の憂き目に遭いながら、再建され続けてきたという。
ビルに挟まれた境内には、社がぎゅう詰めになっている。

狸氏は福寿神祠まわりに数体おられる。
綱吉公の母が創建した稲荷だが、他を抜く玉の輿に乗った人だったため、
おたぬきさま、と呼ばれて親しまれたんだそう。江戸の洒落は愉快愉快。


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