ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

オーヴェルニュ地方のチーズ

2012年04月26日 | グルメ
黒木都先生のワインスクール「ボワノワール」の「チーズ通」という講座に参加しました。

黒木先生のお名前は存じていましたが、先生の講座に参加するのは初めてです。

チーズを学び始めたばかりの人間が「チーズ通」に参加するのは大変恐縮ですが、今一緒にチーズを学んでいる人に誘われ、面白そうなので申込みました。この講座ではワインが出るそうです♪

第1回目「チーズの宝庫 フランス・オーベルニュ地方のチーズ」

ちょうどフランスを勉強しているところなので、聞いたことがあるチーズ名があります。

チーズ8種類


①Comtesse de Vichy コンテス・ド・ヴィシー
白カビタイプ 牛乳製
エピセアの樹皮を巻いて熟成される。「ヴィシーの伯爵夫人」という意味

②Gaperon ガプロン
白カビタイプ 牛乳製
ニンニク、胡椒で風味付けしてある。「姑のおっぱい」という異名を持つ。

③Saint-Nectaire Fermier サン・ネクテール フェルミエ AOP
非加熱圧搾タイプ 牛乳製
チーズに貼られた緑のカゼインマークが楕円形ならフェルミエ(農家製)、正方形ならレティエ(工場製)

④Cantal Cntre Deux カンタル・アントル・ドゥ AOP
非加熱圧搾タイプ 牛乳製
サレール、ライオルと味も外観もそっくりだそうですが、それぞれ熟成期間が違い、サレール、ライオルは無殺菌乳を使います。一番生産量が多いのがカンタル

⑤Montbriac モンブリアック
青カビタイプ 牛乳製
灰がまぶされた、やや脂肪分が高めなブルーチーズ

⑥Bleu d'Auvergne ブルー・ドーヴェルニュ AOP
青カビタイプ 牛乳製
19世紀の中頃現れたという比較的新しいチーズ

⑦Bleu de Chevre ブルー・ド・シェーヴル
青カビタイプ 山羊乳製
山羊乳製はもろく崩れやすく、カロテンが少ない為白い色をしています。

⑧Bleu de Memee ブルー・ド・メメー
青カビタイプ 羊乳製
強烈な香りがするようですが、今夜のメメーは香りもきつくなく、状態が大変よかったようです。



この講座ではチーズは皆さんでカットするようで、大きなチーズをカットしたことがありませんので、非常に焦りました。
カットの仕方から教えていただかなくてはならない、手間のかかる生徒ですが(汗)なんとかカットできました。

ワイン3種類


①Beaujolais Rose ボージョレ・ロゼ
【生産地域】フランス、ブルゴーニュ地方 AOC Beaujolais
【生産者】Chateau Cambon シャトー・カンボン
【ぶどう品種】ガメイ100%
【収穫年】2010年

②Corbieres コルビエール
【生産地域】フランス、ラングドック地方 AOC Corbieres
【生産者】Chateau Etang de Colombes シャトー・エタン・デ・コロンプ
【ぶどう品種】グルナッシュ、カリニャン、シラー
【収穫年】2007年

③MONBAZILLAC モンバジャック
【生産地域】フランス、南西地方 AOC Monbazillac
【生産者】Cordier コーディア
【ぶどう品種】セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン 貴腐ワイン
【収穫年】2008年



テイスティングした後、好きなチーズ、好きなワイン、最高のマリアージュを1人ずつ発表しますが、皆さんそれぞれ好みが違って、とても面白いです。
私は、チーズは③サン・ネクテールと⑧ブルー・ド・メメー、ワインは②コルビエール、最高のマリアージュは⑥ブルー・ドーヴェルニュ×③モンバジャックです。
チーズとワインを一緒にいただくとどうしてこんなに美味しくなるのでしょう!このモンバジャックは八朔の香りのすっきり、爽やかなものでした。
②ガプロン×②コルビエールもどちらもスパイシーで、よく合いました。

黒木先生がオーヴェルニュへ行かれた時のお話も聞け、大変楽しいひとときでした。

次回も楽しみにしています♪

黒木先生、皆さん 有難うございました!

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