ある日のmacchan

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那珂湊反射炉跡

2018年05月02日 | 茨城
駐車場に車を停めて、「山上門」をくぐります。


この門は水戸藩江戸小石川邸(現東京都文京区小石川町)正門右側の門で、江戸時代後期に勅使奉迎のために設けられた門。小石川邸が焼失した時唯一残った建物。後に小石川邸の山上に移築されたので「山上門」と名付けられました。幕末動乱期、西郷隆盛、橋本左内など諸藩の志士たちがこの門をくぐり、小石川邸に出入りしたと言われています。昭和になってから那珂湊の当地に移築、保存され、那珂湊市に寄贈されました。

反射炉


水戸藩9代藩主徳川斉昭が国防の必要性を強く唱え、安政4(1857)年に築造。ここで鋳造された大砲は各地で使われ、幕府にも献納されたそうです。

煉瓦焼成窯(復元模型)


反射炉建設には、高熱に耐える煉瓦の製造が必要で、この窯は、ここの反射炉に使用した耐火煉瓦を焼成するために築かれた登り窯の復元模型。

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