Alberta sees largest population increase ever: StatsCan data
「アルバータ州の人口、カナダで一番の増加」ーカナダ統計局データ
2022年7月〜9月の間に60,000人も人口増加。これは例を見ない増加率(CBCニュース)
ほぅ。それはなぜかというと?
Good economy, cheaper cost of living are contributing to exodus to Alberta, economist says
「経済好調、他州と比べての生活費のやすさがアルバータへの大移動を誘っている。」ー経済学者
CBCの記事です。
面白いですね、私が最終的に土地を購入しエコキャビンを建ててとりあえず、一応(一応です)2022年に定住したのがアルバータ州。
それと時を同じくして、カナダ全土の人たちがこぞってアルバータに行こう!とやって来てる!
私自身は、7年前にカナダにベースを移した後(日本は息が詰まる〜〜と)色んな場所に住んでやる!と遊牧民のように移動しました。
最初はパートナーのふるさとであるアルバータ州南部の小さな町のまたそこから10キロ離れたところ。
その次は、やはりアルバータ州の超北にある州都のエドモントン。
その後、以前家を持っていたバンクーバー郊外に戻り、South Surrey(White Rockに限りなく近いところ)のバカ高い家賃の家に住みました。
さぁ、これからは?と考えた時に
まず
1]エコ生活は絶対。日本の若者に向けて「ほら!こんな生き方もあるよ〜〜!」と元気を届けたいという気持ちも込めて。
2]バンクーバー周辺だけでなくBC州全体の異常な住宅価格、賃貸価格には「こんなのついていけんぞ!」と、もう一度アルバータに戻ることに。
3]CBCが書いているように、経済もなかなか面白い様相、家や土地の値段はBC州よりはるかに手が届く、
生活費?
確かに、アルバータ州はオイルや天然ガスなどの資源が豊富ですのでお金持ち(かな?)
物を買うと、例えばBC州などでは連邦政府税5%+州税7%=12%がかかりますが、アルバータ州では州税がゼロですので連邦政府税5%のみ。
お金を払うたびに「BCより安い〜〜!」と思います。
経済好調? ふむ。 確かに。
そのせいかも、2022年と2023年の数ヶ月、アルバータ政府が電気代毎月$50を各家庭に補助。
電気代の請求書を見ると、GOA$50と記入され、その分が電気代から引かれています。
やった!
CBCはこうも書いています。
BC州(特にバンクーバー周辺)オンタリオ州(特にトロント周辺)の住宅価格・賃貸のとてつもない上昇により、若い人たちには住宅購入など全く不可能になりました。 賃貸に住むにも高すぎて収入が追いつかない!と嘆く若い人たちが、どんどんアルバータ州、それも大都市のカルガリーに移住中。
カルガリーにある小さな日本食品店でこんな日本人女性と出会いました。
「トロントにいたんですけど、最近カルガリーに来たんですよ。トロントでは家なんか絶対買えないので、手の届くカルガリーにししようと夫と相談して。」
他にも同じような理由でアルバータに移動している若い人たちがずいぶんいるでしょうね。
特に20代のアルバータへの大移動が特徴だそうです。
30代、40代の多くも生活のし安いアルバータに移動していますが、20代が際立って多いとか。
他の州では自分たちの未来を築くことが出来ないと、とっとと高すぎる他の州を捨てて移っているわけです。
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じゃぁ! 留学生にもアルバータ州が魅力的?
答えは大きなYESかも。
地元カナダの学生に比べて3倍から5倍という授業料を払う大学留学生にとっては、税金の安い(BC州より7%も安い!)アルバータ州が大魅力です。
4年間の学費計算をすると、相当違って来ます。
また、もともと大学の学費もアルバータ州は比較的マシです。
例えば、Business専攻を実例にとってみます。
(Business 専攻が日本からカナダにわざわざ来て学位を取るのにどうか?というと疑問ですが、一番費用がわかりやすいので使いました。)
すべて4年間の学費概算です。
もちろん、途中で単位を落としたり、成績が悪くて取り直したりの場合は、もっと費用が上がります。
University of Alberta
$104,876.40 (Business- tuition)
$ 18,745.80 (no tuition cost) その他、学生費、保険など。
University of British Columbia
$221,538 (Business)
$39,000 (その他費用はアルバータより高いと思いますので授業料の差を使った概算です。)
University of Toronto
$237,280
$42,000 (その他費用はアルバータより高いと思いますので授業料の差を使った概算です。)
BC州やOntario州の有名大学と比べて相当の差があります。
University of Albertaは世界的にも高い評価のある大学ですので、この差は魅力です。
上記3つの大学共、寮に住むのが一番割安ですが、前述の州の税金、また地域の物価の違いにより大きな差が出てきます。
特に住宅費の高いオンタリオ、BCはそれに連れて他の必要経費も軒並み平均より高騰していますので要注意。
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日本人が非常に多いBC州・Ontario州はそろそろ潮時かな。
不必要な費用を支払うより、出来るだけ節約でき、しかも世界レベルの大学の学位がもらえるAlbertaが今光って見える気がします。
随分前ですが、先見の明があったのかな、教え子が勇敢にもEdmontonのUniversity Alberta大学に入学しました。
「なんで、そこに決めたの?」の答えは「費用が一番安かったからです。」
なるほど。
さすが、Economics+Statisticsのダブル専攻学位をとった生徒だけあります。
よ〜く考えてましたね〜。
さぁ、あなたはどうしますか?
カナダにいらっしゃい!
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