鎌倉雑貨-徒然日記

鎌倉でお気に入りと過ごす春夏秋冬
毎日を充実してくれる“ちょっと素敵”を不定期便でお届けします

そして吉祥万徳

2013年04月16日 | 憩い
「“キッショウマントク”って云うんだ、コレ。」
   「…え?」
「あっ“ジモン?”って云うの? この模様。
 ナンカそう書いてあったじゃん。」
と、指摘(?)され、読み返し、納得。

スミマセンでした。
模様の名前は“紗綾形(さやがた)”です。
ジモンは生地の織り出し模様のことを地紋と呼んで、
あの場合、“地紋は紗綾形”というのが正しかったです。
言葉足りずでした。

そして、お気に入りなのでシツコク披露。

これが塗りならどれだけ高価なことになるやら。
漆で描いた様な色合いの、実は和紙の貼缶。
缶もさる事ながら、この和紙がまたよく出来ていて、
まるで漆を盛ったような凹凸の手触り。

台所に無造作にに置いてあってもなんだか品が良くて、
まさか焙じ茶が入っているとは気付かれない。

やっぱり好き。 紗綾形。
と、コレを目の前に愛すべき友人との会話も弾むのでした。

いつも吉祥万徳。


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