それは父のいとこが殺人の容疑で逮捕された新聞記事が出た日の事だったのだろう。
私は何も知らず学校(小学校)へ行った。
するとクラスのみんなが私を取り囲んだ。
殺人事件の事を私に言って、私に私の家族の名前と知っている親戚の名前を全て書けというのだ。
当時、私の家族は祖父と両親、兄と私の五人家族だったので、それを紙に書いた。
また、私は知っている限りの親戚の名前を全て書いた。
ただ、父のいとこの名前(改名後の)は知らなかったので書かなかった…というか書けなかった。
すると父のいとこの名前は知らないのかとか、本当に家族はこれだけなのかとか、知っている親類全ての名前を書いたのかとか…取り囲んだクラスメート達は聞いてきた。
本当に全てを正直に書いた。
私はウソなんか絶対についてなかった。
殺人犯の父のいとこの名前なんて、事件を起こす前に改名しているのだから聞いた事すらなかったから。
でも…
クラスメート達は私を信じてくれなかった。
私を大ウソつき呼ばわりした。
私は、何も悪い事をしていないし、正直に書いたのに誰も信じてはくれなかった。
その時から、私は『大ウソつき』のレッテルをはられ、それも家族か親類に殺人犯がいるだろうということで、独りぼっちになった。
この父のいとこの殺人事件が、私の生活・私の家族に、この先ずっと尾を引いていったのだった。
私は何も知らず学校(小学校)へ行った。
するとクラスのみんなが私を取り囲んだ。
殺人事件の事を私に言って、私に私の家族の名前と知っている親戚の名前を全て書けというのだ。
当時、私の家族は祖父と両親、兄と私の五人家族だったので、それを紙に書いた。
また、私は知っている限りの親戚の名前を全て書いた。
ただ、父のいとこの名前(改名後の)は知らなかったので書かなかった…というか書けなかった。
すると父のいとこの名前は知らないのかとか、本当に家族はこれだけなのかとか、知っている親類全ての名前を書いたのかとか…取り囲んだクラスメート達は聞いてきた。
本当に全てを正直に書いた。
私はウソなんか絶対についてなかった。
殺人犯の父のいとこの名前なんて、事件を起こす前に改名しているのだから聞いた事すらなかったから。
でも…
クラスメート達は私を信じてくれなかった。
私を大ウソつき呼ばわりした。
私は、何も悪い事をしていないし、正直に書いたのに誰も信じてはくれなかった。
その時から、私は『大ウソつき』のレッテルをはられ、それも家族か親類に殺人犯がいるだろうということで、独りぼっちになった。
この父のいとこの殺人事件が、私の生活・私の家族に、この先ずっと尾を引いていったのだった。