恐らく、自由気ままに過ごしていた幼児期も終わり、反抗期への階段を登る。
兄と学校に行くのが楽しくて仕方なかった1年生。
小学2年生あたりで算数につまずき、数学が得意な母に毎日のように特訓されるが、益々前に進めなくなった。
今も、計算するのが苦手。
追い込まれるような気持ちになり、計算をしている姿を見られると震えだす。
低学年から恋を覚え、交換日記を先生に没収されて傷つき落ち込む一方、やんちゃさは変わらず。
火遊びをしたりクラスメートをいじめたりして落ち着きがなかった3.4年生。
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絵を描いたり工作、走ることが好きで、勉強は嫌いな5年生。
両親が離婚し、過食がエスカレート、体重が日に日に増えて醜い自分が大嫌いだった6年生。笑
陸上部に入り、毎日が部活一色になった中学生時代。体重も10kg減り、色黒さも増す毎日。
走ることに必死で、恋も勉強も忘れてた(笑)
全国駅伝のレギュラーに選ばれ、益々走ることに没収した中学3年の秋。
そして、3年のバレンタインデー翌日、父が急死。
大好きだった父へ初めて作ったチョコレートだった。
悲しみに浸る暇もなく、色々なことが進んで行く。父が亡くなった実感もないまま、卒業式を迎える。
クラスメートがたくさんの優しい声をかけてくれた。
父が最後に残したのは1枚の手紙。お年玉に入っていたな。
本当はもっと話したかった、甘えたかった。
お父さんという存在はある意味逃げ場になっていて、それがなくなった寂しさに気付かないふりしていたっけ。