全校おはなし会

今年も無事、終えることができた、全校お話会！

はじめは「ひとりで頑張らなくっちゃ！」と思っていましたが、
同じ学年のメンバー他、手伝ってくれる人がどんどん出て来て
一緒にいろいろと考えてももらい、
すごくいいものになりました！


子供達全員を４つのグループに分け、めいめいに決まった音を出してもらい、
どんどん合わせていくと、大雨が降っている音になります。
なかなか苦労もしましたが、当日は進行役頑張りました。

もうすっかり、面の皮も厚くなり、全く緊張しません＾＾；
マイクをもらって、およそ１５分。
ただただ楽しい出し物になりました。


そのあとは、元先生をされていた男性メンバーによる落語。
図書委員の子供達による読み聞かせとクイズ。

そして、先生によるお話劇です。
かっぱがおじいさんのオヘソを狙って相撲を挑むのですが
おじいさんのが賢くて、まんまとかっぱに田んぼの草引きをさせた上に
かっぱのお皿の水をこぼして力が出ないようにしてから相撲に勝つ、
という話。

頭を傾けると、お皿の上の水が半分溢れるシステムを作りました。


台本も、小道具もこちらで用意するのですが、
ほんとに生かしきっておもしろくしてくださった。
さっすが先生ですね〜〜〜〜！！

来年は末っ子も6年生。
この子が保育所に入園した時から始めた読み聞かせ。
「紙芝居のマイ舞台がほしい」と段ボールで作ったり、
オリジナルの紙芝居つくったり、なんだかんだと楽しく8年目です。

今月のチョイス

さあ、今日もする事てんこもり、ありがたいです。

今月は、2年生の読み聞かせが1回と、全校お話会が月末にあります。
きっと中旬ごろから、仕事も途切れて、する事がなくなるからいろいろ溜めてた
あれやこれやに手をつけられると思っていましたが、
わりとそうでもなく、生かさず殺さずのいい具合な忙しさを
楽しむ毎日を過ごしています（笑）


今月の読み聞かせをする2年生は、割子供らしい、つっこみの激しい学年です。
なので、徹底的に楽しもうと思い、読み慣れた紙芝居と手遊びにしました。


簡単な暗算をする手遊び。
「ごまだんご　と　ごままんじゅう」
2年生には、本当に丁度良い。
ごまだん５、ごままん１０
という語呂合わせを使って、足して５になる（10になる）数探しをする遊びです。


盛り上がったところで、紙芝居
「おまんじゅうのすきなとのさま」
を読みました。
何人かの子が、読んでもらったから知ってる！と
言っていましたが、構わずよみました。

結局、面白いところで、みんな笑ってくれていました＾＾
大丈夫。やっぱりおもしろいものは、おもしろいんですね＾＾


来週はとうとう、全校お話会。

代表役員はおりましたが、なんだかんだと、主要メンバーとして頑張っています＾＾；
小道具作りも、おおかた終わりました。
台本も昨日完成しました。
あとは、練習あるのみ！！！！

今月のチョイス

今年度はじめての読み聞かせの時間は、5年生でした。
高学年として緊張しているだろうから
紙芝居で楽しんでもらいたいと思いました。

本日チョイスしたのは、岩崎京子脚本、長野ヒデ子絵「うばすて山」

絵本でしっかり読むものだと、けっこう重たくなるところもありますが、
ハッピーエンドです。
長野ヒデ子さんの柔らかい絵が手伝って、重くならず、
お話しのおもしろい部分が際立つ内容になっています＾＾


さて。１２枚、高学年にしては、やや易しい、短い紙芝居ですので
長野ヒデ子さんについてのエピソードを少しだけお話ししました。


機会があり、長野さんの講演会に参加した時にお伺いした話です。
長野さんが絵本作家になるきっかけが
自分の子供さんに、広告の裏を使って作った「ホッチキス製本」の
絵本だったと伺い、さらに好きになりました。

「お母さん作家」ならではの、やさしさが溢れているから
またそんな視点で、子供たちにも見てもらえたらと思いました。



それから、「うばすて山」のお話しの中に、『灰で縄をなう』
という難題に挑む部分がありますが、そもそも、この『なう』という
表現が子供には伝わりにくいですよね。
でも、幸いこの学年で昨年末、地域の方にボランティアで、
しめ縄作り体験をさせていただいたことがあり、
みんなにその時の事を思い出してもらいました。
わらで縄を作っていく時、手でわらを縒る作業をなんというでしょう？
思い出すために、手でジェスチャーをする子がほとんどです。
「えー、なんやったかなあ。。。」
「わかった！縄を編む！」
「縄を〜、縄を〜〜〜？！」
「なう！」
２、３人から、声があがりました！
そうですね、普段使う言葉ではないので、なかなか思い出せないし、
こうして日本の文化を継承してもらえる機会があった事は、この子たちにとって
とてもいい刺激だったんだとも改めて思いました。
すばらしい！！

そして、この表現を思い出してもらった所で、紙芝居を読みました。
さっきまで、クイズで声を発してもらう場面だったのに、
さすが高学年、すっと聞く体制です。
今度はお話しに吸い込まれるように、みんなが集中して見てくれていると
感じながら、こちらも集中して読む事ができました。

みんなのクイズの時間の間合いがちょうど良かったお陰で、
時間ぴったりに終わる事ができました。

今月のチョイス

今年度もとうとう最後の読み聞かせになってしまいました。

仕事の方が多忙すぎて、学年の勘違いをしてしまいまして。。。

1年生で読む日だったのに、5年生と思い込んで用意をしていってしまいました。
あ〜あ。これだけ学年に違いがあると、当日、現地で軌道修正というのは
なかなか困難です。1年生にも悪かったなあと思いながら。

こんな日に限って、昔話の読み語りをと思って、松谷みよこさんの、
「読んであげたい昔話」をもっていきました。
３０話くらい収録されているので、読もうと思って練習していたものをおいといて
みんなが知ってる「はなさかじいさん」を読みました。


３歳４歳になってくると、読まれ慣れている子は十分に想像力が育っていますし
大人が思っているものとは少し違うにしても、読んでもらったお話から
情景の想像を楽しんでくれるようになります。
ただ。
みんなそうではなく、慣れが必要です。
月に何度も足を運べるなら、ぜひ語りもしたいと思います。

ゆっくりと、たまに説明も入れながらのお話。
読み終わったら、なんと５分もオーバーしていました、ごめんなさい。
「もう　よくわからんかった！」という声もあちこちから上がってはいましたが
おじいさん、おばあさん、犬のしろ。頭の中にみんなそれぞれの登場人物が
描かれただろう子供たちの顔が、とっても表情豊かでかわいくて、
楽しい時間でした＾＾

今月は、お休み。。。

今月の、小学校の読み聞かせは、大雪のため中止。
昨日、おとといと、小中学校は臨時休校でしたが、
こうなると、大人だって大変です。
読み聞かせのお当番の方の中にも、家から車が出ないといわれる方が
何人かいらっしゃったので、安全のため、今日は学校と連絡して
お休みにさせていただきました。

こういう日は、じっとしていないと、本当に危ないです。