明けましておめでとうございます。
2017年、富士山も綺麗いに美しく姿を現し、私の年明けも清々しく迎えることができました。
今年の皆様のご多幸をお祈りいたします。
さて、私ですが、昨年の12月20日にクリスマスを兼ねた還暦祝いのパーティーを行いました。
この会は皆様に「おめでとう」と言って頂くよりも、ここまで生かせて頂き、お世話になったお礼の「ありがとう」を言わせて頂きたいと思って企画した会でした。
永六輔さんの言葉をお借りして
「生きているということは、誰かに借りをつくること。 生きてゆくということは、その借りをかえしてゆくということ」
その借りをお返し致したく、御礼の会をしたのですが、結局のところ、多くの方にご協力頂き、ご出席の方々も含め、皆様にさらに借りを作ってしまいました。
人間は、所詮一人では何も出来ないのだとつくづく有り難く、感謝でした。
会の5日前に偶然お会いした、ソプラノの宗田舞子さんに歌って頂きました「ひらがなの生き方」。
これが今の私の気持ちをぴったり表わしていると思い、ご無理を言ってお願い致しました。
『あいしています、いまここに、うんでくれて、えらんでくれて、おかあさん、あいしています。
かんしゃしています、きれいなこころに、くじけないこころに、けじめのあるこころに、こびないこころに、かんしゃしています
さがしています、しんせつにしてくれたひとを、すてきなことをおしえておしえてくれたひとを、せいせいどうどうとしていたひとをしていたひとを、そっとしておいてくれたひとを
たいせつにします、ちちははのこと、つかのまのこと、てまひまかけること、としをかさねること
なかないようにします、にくまれぐちをいわれても、ぬれぎぬをきせられても、ねたまれても、のけものにされても、なかないようにします
はんせいしています、ひねくれたこと、ふへいをいったこと、へんけんをもったこと、ほかのひととくらべたこと
まんぞくしています、みんなのおかげさまだと、むすばれたごえんだと、めぐまれているからだと、もったいないことだと
やくそくします、ゆるがないいきかたを、よりそうことを
らしくいきていきます、りんとして、るいせんをゆるめても、れんめんともせず、ろまんをわすれず
わらいをわすれないことを
あいしています、いまここにうんでくれて、うんでくれて、えらんでくれて、おかあさん、あいしています』
村上信夫作詞
こんな歌があったのですね! なんと言うめぐり合わせ。
それもこれも、ご縁ですが、合わせて下さる方がいてのこと。
そして、思うのは何でも素直に「はい、喜んで」と受けることだと。
「チャンスの神様は前髪しかない」と。 躊躇して、つかもうと思った時には通りすぎて後ろ髪は無いのでつかめないと。
ご縁もチャンスの内。
「林さん、思うだけではダメなのよ、行動あるのみよ」と大先輩からの激励。
枠をはずして、思うようにやってみようと思い、その先駆けとして、誕生会でダンスを披露。
「60歳になっても、出来ると思えば何でも出来る」
その例を皆様にお見せして、少しでも勇気と希望を持っていただけますように、恥を忍んでマイケルジャクソンを踊りました。
振付と一緒に踊って頂いたのは美帆先生です。
美帆先生との出会いもご縁でした。
まさか、新国立劇場のファーストソリストの方と一緒に踊るなんて、夢にも思ってはいなかった出来事でした。
こうして素敵な沢山の巡り合いに感謝して2016年は終わりました。
2017年も素敵なチャンスには飛び込んで行きたいと願っております。