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「日本製ワクチン」の開発編 KMバイオ 不活化ワクチン

KMバイオ永里社長 開発中のコロナワクチン10月には治験最終段階へ 
 明治グループの製薬会社KMバイオロジクスは、新型コロナウイルスのワクチンについて、従来からある技術で、インフルエンザのワクチンにも用いられている「不活化ワクチン」で、2回接種するタイプの開発を進めています。そして、今年3月から国内で行った初期の臨床試験の結果を22日、公表しました。結果は安全性と十分な量の中和抗体が確認でき、一定の有効性が期待できると明らかにしました。

 KMバイオロジクスは、近く、最終段階の治験では、すでに実用化されているワクチンと比較する形で数千人規模で実施する方針で、10月に開始する方針を明らかにしたと。

 KMバイオの菊池研究所生産設備が来春に稼働可能になることに触れ「これに合わせて早く承認を取って国民に供給できるようにしたい」と述べた。 また、永里社長は3回目のワクチン接種となるブースター接種についても治験を行うと。

9/21に結果を公表した。
感染が広がっている変異株(デルタ株)についても、第1/2相臨床試験で採取した臨床検体を用いて薬効評価を行う計画という。
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