米ノババックス社が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は専門部会を18日に開き、承認可否を審議、承認されれば、5月23日の週から配送を始めると、都道府県などに通知した。まずは全国に約10万回分が配送され、早ければ配送後の5月中にも接種が始まる見込みだ。
このワクチンは、18歳以上を対象に、1、2回目の接種のほか、すでに打ったワクチンの種類に関係なく、3回目に使うことも想定している。国内で使われている米ファイザー製と米モデルナ製とはタイプが異なり、これらにアレルギーがある人もワクチン接種を受けやすくなる。 政府はすでに1億5000万回分の契約を結んでいる。
このワクチンは、18歳以上を対象に、1、2回目の接種のほか、すでに打ったワクチンの種類に関係なく、3回目に使うことも想定している。国内で使われている米ファイザー製と米モデルナ製とはタイプが異なり、これらにアレルギーがある人もワクチン接種を受けやすくなる。 政府はすでに1億5000万回分の契約を結んでいる。
ノババックスのワクチンは、ウイルスのタンパク質の一部を使う組み替えタンパクワクチンタイプ。同社は米国などでの臨床試験で約90%の有効性を確認したとしている。 国内で生産、流通を担う武田薬品工業が昨年12月、厚労省に承認を申請していた。
※同様に組み替えタンパクワクチンの塩野義はどうなっているか?