趣味人倶楽部

フィルム型太陽電池「ペロブスカイト」 世界最高のエネルギー変換効率を達成 カーボンゼロへ

 カーボンゼロへ フィルム型太陽電池で世界最高のエネルギー変換効率。 東芝はフィルム型の「ペロブスカイト太陽電池」で、世界最高のエネルギー変換効率15.1%を達成した。独自の成膜技術を開発し、広く普及しているシリコン型太陽電池並みの変換効率を実現。

 25年までに、変換効率が20%以上で、受光部の面積が9平方メートルのペロブスカイト太陽電池の実用化に向けて研究開発を続ける。発電コストは1キロワット時当たり20円以下を目指し、 30年度までに1キロワット時当たり14円以下の発電コストを達成する目標

 ペロブスカイト太陽電池は軽量で柔軟性があり、オフィスビルの壁や強度の低い屋根などに設置できる。太陽光導入のボトルネックとなっていた適地減少の解決策として期待される。
 ヨウ化鉛とヨウ化メチルアンモニウムを混ぜた独自のインクと製造装置を開発し、均一な膜の形成に成功。その結果、電流値が上昇し、従来品に比べて変換効率が1ポイント向上した。インクを塗る速度も、量産化に必要とされる1分当たり6メートルを確保した。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事