自由であるために
街人は自由を求めた
変わり続ける万象の中で永遠を求め
旅人に答えを求めた
旅人はこのように街人に伝えた
街人よ 想念と観念を手放しなさい
何かを思うより 願うより
私はこう在ると決めて手放しなさい
世界がそうであってほしいなら
世界に向けて 私はこう在ると決めて手放しなさい
世界の現れと意識から自由になることこそ
あなたを自由にする道だ
比べることも 渇望することも
嘆くことも 攻めることも 執着も
存在しないあなたで
在るあなたを生きなさい
そのとき
あなたは想いではなく 在る
激しい嵐の中で
静かな内側と歩みなさい
波立たない湖のように
祭りを行いなさい
あなたが在ると知ったあなたは在る
そしてあなたは自由になる
Makoto ATOZI
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