8月18日から続いていたレース三昧な1か月間。
第3戦、「第12回 ヒルクライム大台ケ原」
今年からヒルクライムレースに参加するようになったわけですが
4月の伊吹山の頃は、エントリーなんて全く考えていませんでした。
しかし
周りのみんなの
「あの雰囲気は絶対に味わうべき!」
という強い勧めに心動かされ、エントリーしてしまいました。
レースそのものをふり返ると
「大・大・大失速」
まぁ、ひとことで言うと、「練習不足」
出るか出るまいか迷い始めたのが6月
そこからでは当然練習できてませんもんね。
他にもいろいろと要素が
ってことで一応ざっと振り返り
―――――――――
【7日(土)】
緊張のためか、食事がのどを通らない。
ご飯大好きっこが、お茶碗一杯分も食べられない始末。
【8日(日)】
午前1時起床
シュークリームとお饅頭があったので口にする。
前日の晩ご飯が早かったせいか、なんとなくお腹が空いた感じ。
【午前2時】
滝谷店に集合、あれこれして、朝食買い込んで出発
道中は「リエちゃん」と2人でおしゃべり。
共通の友人がいたことが発覚し、大盛り上がり!!
【午前4時20分ぐらい?】
「上北山中学校」到着
タイムテーブルが頭に入っておらず
ドタバタしながら準備してしまう。
もうここですでにグダグダ。。。。
【午前6時10分】
荷物を預け、スタート位置に。
お腹の調子が悪く、トイレ往復。
キシノさんはじめ、チーム関係者、
伊吹山で知り合った人たちとも再会。
しょかつさん、サインズくん
顔見知りが声かけに来てくれて、
ちょっと気持ちがなごむ。
少佐は結構ぎりぎりまでしゃべっていってくれた。
おかげで緊張が少しほぐれるも、
朝食取ったはずなのに、空腹感に襲われる。
ここでかなりナーバスになる。
【午前7時2分 スタート】
村の人たちがお家の前で一生懸命旗を振り
声を上げ応援してくれる
「行ってきます!」
【平坦区間】
想像以上に周りのペースが速いのでびっくりして追いかける。
ここで一つ目の失敗。
激坂区間に脚残しておくって決めたのに。
代名詞ちゃん、フクイちゃんとしばらく走ってたけど
それぞれバラバラに
【激坂区間】
やっぱりレースともなると
アドレナリンのせいか、少しガンバレル。
それと、チームのみんなにいっぱい励ましてもらった。
最初の2kmぐらいまでは何とかこらえてた。
この時はまだ代名詞ちゃんは視界にとらえてた。
でも、12kmほど走ったところで
もともと調子のよくなかった右足をかばったせいか、
腰に痛み。
そのうちに膝にも痛み。
サングラスも吹っ飛び止まってしまう。
(周りに誰もいなくてよかった)
リスタートしてしばらくすると。。。
右ふくらはぎが攣る。
しばらくしたら今度は左。
激痛が走り、このままムリしたら落車する!って思って
やむなくバイクを下りてストレッチ。。。
【16km地点】
ここで急激な空腹感に襲われる。
そしてまたもや痙攣。
もう心が折れそう。。。
そう思った時に、太鼓を打ち鳴らし、
殿様の仮装をしてるおじさんのゲキ!!
もうすぐしたらDWだからがんばろう!
【DW合流】
本来ならここで少し気分的にも立て直せるところ。
でも、脚に力が入らない。
完全にハンガーノックだ。
持ってた補給も底をつき、
たまたまポッケに入ってたドリンクパウダーも直接口に入れるほど危機的状態。
給水のアミノバリューは助かった。
でも、それが効いてるのも一瞬だった。
本当ならもっと出せるところが出せない。
出せそうだけど、今頑張りすぎちゃうともうホントにヤバい。
それぐらい危機的状況でした。
【もうすぐゴール】
あと1kmを過ぎたところで
ピンクジャージの人が歩いてくる。
後続のトラブルを心配して下ってきてたはっぴぃさんだった。
もう少しで意識も飛びそうだったので
声かけてもらってちょっと元気になれた。
だんだん、だんだん
ゴールのアナウンスの声が大きく聞こえてくる。
今度はSakataniの女子会のみんなの応援!
そして河合さんの鈴の音!
もうちょっと!
と、ここでレース魂に火がついたか?(笑)
少し前を走る男の人をパスしよう!って思って必死のパッチw
(photo by 河合さん)
【ゴール!!】
リザルトはとても満足できたもんじゃないけど
あの最悪な状況、大失速を起こしたにも関わらず
何とか2時間を切れたのでホッとしました。
そして何よりも
何度となく途中で止まりそうになったけど
(誰がこのメンバーのほとんどがアラフォーだと信じようか??・笑)
この仲間たちのところに戻りたい、その一心でした。
無事パーティーに参加できてホッとしました(笑)
しかし
一番大変だったのはこの時で
着替えのためにトイレに行って
着替えてたら
両足攣ってトイレの壁に激突
そうめん食べてたら
掌も攣るって。。。
あまりのヒドイ状況に
ワッキーさんはそうめんのおつゆに、
かっきーさんが持ってきてくれたゆで卵用の「食塩」を
ドバーっっとふりかけてくれましたとさ(笑)
Sakatani女子会、全員集合!・・・と、アフロww
アクシデントもあったけど
全員でここに集まれて、ホント良かった!
応援に駆け付けてくれたみなさんもありがとう!
【表彰式】
どのカテゴリーでもSakataniのみなさんは大活躍。
シマダさんの“レジェンド”っぷりにはアッパレの一言!
タケちゃん、前日からの意気込みはホンモノでした!
キシノさん、キシノさんの背中を追っかけて、頑張りますよ。
ユカちゃん(。。。って言ったらあかんけど)
感動したよ。
涙あり、笑いあり
これがTeam Sakataniのイイところ!!
レース出てる人
応援しに来てくれた人
一体となって楽しめた一日
村の人々のおもてなしの心
そういえば
この前のオリンピックのプレゼンで
滝川クリステルさんが強調してたけど
上北山の人たちのおもてなしの心
そのあたたかさに
「また来年も来よう!」
って強く思わされました!!!
ザッキーさん、ヤスさん
お二人が言ってたことは本当でした!!
・・・え?
試走もちゃんと行くやろって?
・・・い、いや
レースの時だけでいいかなぁ^^;
―――――――
とここで
実は「けいはんな」もエントリーしていましたが
やはりここまで過密スケジュールで来たこと。
それに耐えられるだけの練習はできてないこと。
カラダの疲労もそうだけど
大台ケ原でどうやら気持ちも一つ落ち着いたこと・・・
などなどのことから
「けいはんな」はたぶんDNSします。
出るからにはコンディションも万全でないと
自分自身がまたモヤモヤを抱えたままになるし
何よりも
こういう気持ちの時は
周りにも迷惑をかけてしまう可能性が高くなるので。。。
それよりも今は
もう来年の大台ケ原を
今年よりももっとまともに走れるようになるにはどうしたらいいか
そっちを考える方に完全にスイッチが切り替わった感じです。
下山中にカツさんといっぱいハナシをして
来年
今年以上に
ヒルクライムもロードレースも
目一杯楽しめるように
今週は体をしっかり休めて
来週から「できることからコツコツと」
がんばりますよ~~~(^^ゞ
最後になりましたがもう一度。
大台ケ原ヒルクライムの関係者の皆さん。
こやま少佐、しょかつさん、サインズくん、よっしゃんさん、樹下先生。
今年に入り、レース会場で知り合った、女性ライダーのみなさん。
そして何よりも
Team Sakataniのみなさん!!!
素敵な一日を、ありがとうございました!!