「緊急事態宣言」から一夜明けて～介護現場から～

今日の雑感。
「緊急事態宣言」が出されて一夜明けて、早々と通所系サービスを中心に対応の連絡が入ってきた。
概ね共通しているのは「三密」回避に向けての対応。
パターンとしては①利用時間を変更せず受け入れ人数を減らす：例）1日40人で7時間利用を、20人7時間利用
②一日の受け入れ人数は減らさないが利用時間を短縮する：例）1日40人で7時間利用を、20人ずつ3.5時間利用。
に大別されている様子。
さらに、食事提供に時間差を設けて間隔を確保する。訪問系サービスで補う事業所もある。

また、当面の利用意向の確認をするデイサービスや発熱時には2週間程度の利用待機の依頼。
今までなかった、持参しなかった場合のマスク代実費請求(1枚55円)。などの連絡が来ている。
あるデイサービスでは、職員3人が体調不良を訴えているために向こう1カ月をめどにデイサービスを休止するという連絡もあった。

訪問系では生活援助を中心にサービスの調整を検討している事業所もある。

私の勤務先では今日、管理者向けのWeb会議で当面の対応について説明があり、明日の事業所会議で細部の報告がある。

あらかじめ準備できているところは、いわゆる大手～中規模の事業所や経営者が切れ者の事業所。
補助金が出るというニュースもあり、今後も対応が二転三転しながらサービス継続に向けた努力が、
さまざまな犠牲の上で進められていくことになるのではないかと思う。

私の利用者さんでも「緊急事態宣言」を理由に5月6日までデイサービスを休むと宣言された方もいらっしゃいます。