邂逅:思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。「旧友と―する」
先日、クライアント先からクライアント先に移動する最中の道端で
ばったりと旧知の人と出遭う。
私が最初に務めていた会社と懇意にしていたカメラマンのEさん。
今は亡きその会社の社長と学生時代からの友人で、事務所も同じマンションだったりして
ずいぶんと可愛がってもらってた人だ。
とはいえ、仕事でもプライベートでも、さしたる接点もなく
何か(例えば、社長のお葬式とか、三回忌、とか)イベントがないと
なかなか逢わない。
実は彼とは去年も駅でばったり遭った事がある。
『いや~~、なんか縁があるんだねえ』
『びっくりですねえ』
『ヤツの墓参りにも行かないとね』
『そうですねえ』
3分ほど立ち話をし、別れた。
秋晴れの空の下、まだひよっこだった自分と、その当時の出来事なんかを思い出しながら
感慨深く、清々しく、その日は終わる、はずだった。
夜。
友人のライブに誘われていたので、年に1回乗るか乗らないかの丸ノ内線に乗っていた。
乗り場を間違え、多少回り道をしての乗車。
i-potでなんか聴きながら、ぼんやりと昼間の事なんか思い出して。
普段ぼけーっと歩いてるけど、実は結構いろんな人とすれ違ってるのかもしれないなあ
なんて考えながら、混んだ車内をふと見上げると
いたのだ。
2003年からこっち、一度も逢っていなかった元同僚が…。
目ん玉ひっくり返った。
その当時、まだ携帯メールは普及していなかった。
連絡無精な私と彼女は、飲みにいこうね、なんて言いつつも、そのままになっていた。
すれちがうポイントはいっぱいあったはずなのに、不思議と遭わなかった。
会社さぼって昼間から飲みに行ったり、家に泊まりにいったり、結構仲良かったのに。
この8年間、いろんなことがあって、ありすぎて、
それらを彼女にどこからどう伝えればいいのか、未だ整理整頓は出来ていない。
もちろん、彼女の8年間にも目まぐるしいドラマがあったはずだ。
きっと一晩じゃ語り尽くせないだろうな
ひとまず来週逢いましょう、の8年越しの『メール』を打った。
しかし、なんて1日だったんだろう。
先日、クライアント先からクライアント先に移動する最中の道端で
ばったりと旧知の人と出遭う。
私が最初に務めていた会社と懇意にしていたカメラマンのEさん。
今は亡きその会社の社長と学生時代からの友人で、事務所も同じマンションだったりして
ずいぶんと可愛がってもらってた人だ。
とはいえ、仕事でもプライベートでも、さしたる接点もなく
何か(例えば、社長のお葬式とか、三回忌、とか)イベントがないと
なかなか逢わない。
実は彼とは去年も駅でばったり遭った事がある。
『いや~~、なんか縁があるんだねえ』
『びっくりですねえ』
『ヤツの墓参りにも行かないとね』
『そうですねえ』
3分ほど立ち話をし、別れた。
秋晴れの空の下、まだひよっこだった自分と、その当時の出来事なんかを思い出しながら
感慨深く、清々しく、その日は終わる、はずだった。
夜。
友人のライブに誘われていたので、年に1回乗るか乗らないかの丸ノ内線に乗っていた。
乗り場を間違え、多少回り道をしての乗車。
i-potでなんか聴きながら、ぼんやりと昼間の事なんか思い出して。
普段ぼけーっと歩いてるけど、実は結構いろんな人とすれ違ってるのかもしれないなあ
なんて考えながら、混んだ車内をふと見上げると
いたのだ。
2003年からこっち、一度も逢っていなかった元同僚が…。
目ん玉ひっくり返った。
その当時、まだ携帯メールは普及していなかった。
連絡無精な私と彼女は、飲みにいこうね、なんて言いつつも、そのままになっていた。
すれちがうポイントはいっぱいあったはずなのに、不思議と遭わなかった。
会社さぼって昼間から飲みに行ったり、家に泊まりにいったり、結構仲良かったのに。
この8年間、いろんなことがあって、ありすぎて、
それらを彼女にどこからどう伝えればいいのか、未だ整理整頓は出来ていない。
もちろん、彼女の8年間にも目まぐるしいドラマがあったはずだ。
きっと一晩じゃ語り尽くせないだろうな
ひとまず来週逢いましょう、の8年越しの『メール』を打った。
しかし、なんて1日だったんだろう。