再開といえば、上山山頂で行っていた懸垂も運動公園の遊具を使って再開しました。
山頂でのトレーニング・懸垂(2020年)
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懸垂をしていた理由は、山登りには自分の体重を引き上げる位の腕力が必要だと考えていたからです。
別に腕で登るわけではないのですが、万が一足を滑らせて宙ぶらりになったときには、掴んでいたロープを頼りに身体を引き上げなければならないからです。
例えば大崩山
ふつうの登山道
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有名な(?)象岩のトラバース
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雨の日など滑り易いです。
ロープやワイヤーは掴んでいるので、たとえ滑っても自分の体重を持ち上げる腕力さえあれば助かるはずです。
象岩手前の看板にも
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「無事に帰れるかは、あなたの『登山』への心がけ次第です」
もちろんカラビナで確保はしますが、宙ぶらりになればシュリンゲにつかまって身体を引き上げる事にかわりはありません。
そんな理由で、上山に登ったついでに山頂広場の木の枝で懸垂を続けていました。
ところが、2021年の夏
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山頂の展望台周辺の木が伐採されました。
トレーニングに使っていた木(「ぶら下がり健康木」)も切られてしまいました。
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それから懸垂のトレーニングは途絶えていました。
筋力は使わないと衰えます。ましてや60を過ぎるとなおのことです。
あるとき、鉄棒にぶら下がってピクリとも動くことができない自分に出会いました。
懸垂どころかぶら下がっているだけで手がワナワナとなる自分に。
なんとかしなければ…
これでは山に登れない。
かといって、家にはぶら下がり健康器は置けない(家庭の事情というか、これまでの自分の行いのせい。家の中には沢山の健康器具が眠っている)。
上山もあちこち物色しましたが、新たな「ぶら下がり健康木」を見つけることができませんでした。
そんなとき、運動公園(上山南口)の遊具に、トレーニングにぴったりのものを見つけました。
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平行棒では足上げをします。これも以前はL字形にぴたっと制止ができていたのですが今はできなくなっていました。
鉄棒ではまずはぶら下がりから始め、少しですが身体を引き上げられるようになってきました。
懸垂は顎まで引き上げて1回とカウントしていたと思いますが、今は顔の位置までが精一杯です。
目標は
平行棒での足上げ 制止1秒
懸垂3回
万が一の時の備えとして、腕の筋トレ再開です。
「無事に帰れるかは、あなたの『登山』への心がけ次第」なので。