映画【ラーゲリより愛をこめて】を見てきました。
それは終始声を出して泣くのを堪える程かつてない感動のストーリー。
この映画はなんと実話で
第二次世界大戦の終戦後、日本兵がロシアの捕虜となり厳冬ので“ラーゲリ(強制収容所)”に抑留された話。
主演の二宮さんが第46回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を見事受賞した今年最も話題の映画です。
内容はまだ公開中なのでネタバレしない程度に感想。
過酷な収容所でいつ日本に帰れるかわからない状況で
食事は一日一食、黒パン一欠片。
マイナス40度の極寒の中で強制労働を虐げられる。
生きる意味も希望も無い。
そんな死ぬより生きる覚悟が大変な中、
私だったら生きる選択をしてるだろうか?
私ならすぐに絶望し、寒さ辛さに苛まわれすぐに雪の中に倒れ込んでいるだろう。
主人公は日本にいる家族に会える事を希望に力強く生きた。
そして希望を失くした周りの仲間たちを常に思いやり励ました。時には裏切られても自分を犠牲にしてまでも優しく生きる勇気を与えて続けた。
「大好きな人がいる事は生きる希望になる。」
「あなたに会いたいそれだけでなにもいらない。」
「絶望の中で希望を信じて生きろ。」
ただただ生きるだけでなく
どんな状況でも卑怯や自暴自棄ならず
周りに優しく思いやりをもって関わればまたその人の優しさ温かさは返ってきて希望となる。
毎日の大切な人と楽しく温かい美味しい食事を
お腹いっぱい食べる事、
これは当たり前の日常だけど
本当は本当に幸せな事なんだと気付かされた。
この映画を見て
私は思いやりや勇気、日常のありがたさを感じ前向きになれた。
常に周りに感謝して行こう。
何が起こるかわからない時代。
私は今、この時を大切に生きようと深く心に誓った。
生きる事生き方を学べる
本当に良い作品でした。
是非多くの方に見てほしい映画です。