私はここが
圧倒的に欠落している
いつだって
自信がなく
劣等感の塊だった
だけど
幼い日から
容姿だけは評価されてきた
内面にも
能力にも
劣等感の塊だったから
容姿に縋ってきた
それが
中学2年でニキビができて
崩れてしまった
自分の全てが
ニキビを気に病む事で
崩壊した
たったのニキビだけで⋯
なんて周りは思う
だけど
私にとっては
命に関わるくらい大きな事だった
大人になって
あれこれして美肌になり
ファンデーションがいらなくなり
人より若く見られるようになり
そこでまた
仮初の自信をつけた
優越感に浸っていた
だけど
心の中はいつも自信のなさで
劣等感で苦しんでいた
優越感と劣等感
私の人生は
その狭間でいつも揺れ動き
アップダウンし
見た目が全てになっていた
だけど最近
ある程度の年齢になると
肌の色んな部分が気になり始め
またその部分を過度に気にし
好き人には見合わない
好きになってもらいたい
でもダメかも
全てを自分の年齢や容姿のせいにして
気持ちが落ちる日々になっていた
だけど
人は生きてる限り歳を取る
10代や20代とは
これから先どんどんかけ離れていく
そんな時
見た目だけの自信は
どんどん希薄になっていく
自分自身の持ち味
自分自身の持てるもの
自分自身の内面
そういった
朽ち果てる事のない何かを
自分に培っていきたい
笑顔で内側から輝く自分になりたい