つれづれまりん

いたずら白猫マリンの気ままな日常 を経て、
超いたずら 甘えん坊 ほぼ白猫 ハンニャの気ままな日常 へ

発達

2018年08月27日 | 学習ノート2
〇認知機能、感情、社会性の発達

*Piaget(ピアジェ)の発達理論
・発生的認識論
・子どもの認知発達4段階
  ①感覚的運動期 ②前操作期 ③具体的操作期 ④形式的操作期

*Vygotsky(ヴィゴツキー)の発達理論
・自分よりも進んだ大人や年長の子どもとかかわり、その過程が
 個人の中に取り込まれること(=内化)を通して発達は進む。
・最近接領域。

・知能指数(IQ)
・知能の構造
 *多重知能(◎ガードナー)

*心の理論(◎プレマックら)
*メンタライゼーション
 ・自分や他人の感情に注意を向けたり、
  行動がその人の心の状態から起こるということを理解したりする
  一連の心の動きのこと。

・共感性、好社会的行動、協調性
・感情抑制 自己制御
・道徳性、規範意識

*実行機能
・複雑な課題の遂行に際し、
 課題ルールの維持や情報の更新などを行うことで、
 思考や行動を制御する認知システム、それら認知制御機能の総称。
・人の目標志向的な行動を支える。

*素朴理論 (ex.サンタさんは本当に居る)
・科学的なデータや理論、教育などを通じて教えられたのではなく、
 自分が経験したものから作り上げた素朴な考えを信じること。
・発達上、抽象思考の妨げになる場合がある。

*感情知性

以上 参考 こちら → 「認知機能の発達」


〇自己と他者の関係の在り方と心理的発達

*アタッチメント(愛着) *愛着理論(◎ボウルビイ)
 
・気質と環境
*相互規定的作用モデル

・社会化と個性化
・仲間関係、友人関係、異性関係
・不適切な養育(虐待、ネグレクト)
・自己概念、自己意識、自我同一性

*内的作業モデル
・母親との愛着が内在化し、他者との関係のとり方のモデルとなる。
・加齢とともに安定性を増し、社会的行動・対人関係の基礎となる。

以上 参考 こちら → 「心理的発達」


*ジェンダー:社会的、文化的に形成された男女の違い
*セクシャリティ
 ・セックスは生物学レベルの性差、ジェンダーは文化的性差、
  セクシュアリティはそのどちらをも含み、生殖、快楽、恋愛、
  自己表現といった多様な領域にまたがっている。

*性的指向
 ・どの性別を恋愛や性愛の対象とするか。(恋愛・性愛の対象が無い場合も)
  ex.異性愛(ヘテロセクシュアル)、同性愛(ホモセクシュアル)、
    両性愛(バイセクシュアル)など、、、
 
*性自認(性同一性)
 ・自分の性別をどのように認識しているか。
 ・自身がどの性別に属するか、同一感を持つかという感覚。


〇生涯における発達の特徴

・生涯発達の遺伝的基盤
 ・遺伝、環境の相互作用
 *行動遺伝学
  ・性格、学習、思考、嗜好などの行動への遺伝的な影響が、
   どの程度のものなのかを分析することを目的とした学問。
 *進化発達心理学
  ・子どもは「小さな大人ではない」「大人のための準備期間ではない」
  ・ヒトは個体発生のどの時点であっても、「完成」しており、
   その時点における環境や状況に適応している、とする考え。

 *エピジェネティクス:遺伝因子と環境因子の関係

*ライフサイクル論(エリクソン)
 ・人生を8つの段階に分けて、
  それぞれの発達課題(心理社会的危機)を仮定。
 ・乳児期、幼児期(前期・後期)、児童期、
  青年期、成人期、壮年、老年期。

・胎児期
*DOHaD仮説(成人健康・疾病胎児起源説)
 (Developmental Origins of Health and Disease)
・将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、
 胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定されるとする説。

・恋愛、結婚、家族形成
・職業意識とライフコース選択
・親としての発達

*中年期危機
 ◎ユングの体験
 ・人生の折り返し地点ともいえる時期に、今までの自分を振り返り、
  これからの生き方や自分の存在意義について思い悩み、苦しんだ。
 ◎ベック:4つの危機を提唱。
  ①身体的活力の危機 ②性的能力の危機
  ③対人関係構造の危機 ④思考柔軟性の危機

*生成継承性(ジェネラティビティ(generativity))
 ・エリクソンの作った造語。
 ・generate(生み出す)とgeneration(世代)を掛け合わせた言葉。
 ・世代と世代の関係性を作る中で、同じものを継承していくことと、
  新しいものを生成していくという矛盾する働きが必要、とする。


〇高齢者の心理社会的課題

・平均寿命、健康寿命、加齢のメカニズム
・加齢による心身機能の変化:老化
 ・加齢に伴い、身体の恒常性が崩壊する一連の過程。
 ・生理的老化(個体差大)と、病的老化

・社会的離脱、活動持続

*補償を伴う選択的最適化(SOC)(◎バルテス)
 ・人の発達を「生涯にわたる獲得と喪失の過程」として捉える。
 ・加齢による機能の低下を受け入れ、必要な活動目標を選択して、絞り込み、
  自分の残った機能をそこに効率的に割り当て、最適化し、
  どうしても機能が低下した部分については、道具や他人にたよって補う。

・喪失、悲嘆、独居・孤独
・社会的サポート(ソーシャルコンボイ)
 *コンボイ(護送船団):社会的支援ネットワーク

*日常生活動作(ADL(Activities of Daily Living)
 ・日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作。
 ・「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作。

*ウェルビーイング(心身の安寧)
 ・十分に満ちて創造的な人生を送る能力、またはその状態。
 ・困難なことに柔軟に対処できること。

*エイジングパラドックス
 ・加齢に伴い様々な機能が低下する中でも、
  それを上手に対処すること(目標の調整や他者の助けなどで)で.、
  高齢者の幸福感が低くならない現象

*サクセスフル・エイジング(幸福な老い、幸せな老後)
 ・離脱論、活動理論、持続理論
・高齢者就労、社会参加

以上、参考記事 こちら → 「ヒトの成長・発達と老化」    「生涯発達」


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『ボクも、「発達」を続けてるとおもう・・』

そう思うよ。

(本年 7月中旬 朝 撮影)





社会 集団 家族 文化

2018年08月26日 | 学習ノート2
〇社会

・コミュニケーション 、社会的スキル
・個人過程、集団過程
・対人関係
*対人魅力(類似性、近接性、外見性等による)
・対人行動
 ・攻撃行動(内的衝動説、情動発散説、社会的機能説)
 ・援助行動、協同

・社会的影響、社会的促進(習熟課題だと生産性が向上)
       社会的抑制(未習熟課題だと生産性が低下)

・紛争、葛藤、和解、社会的ジレンマ
 ・内集団バイアス、外集団均質性バイアスによる。

 以上、こちらの記事へ → 「社会・集団」

・社会的アイデンティティ、社会的ネットワーク

*社会的自己
・周りの人たちが自分について抱くイメージに基づいて、
 自分の中で形成される自己イメージ。

・自己過程

*社会的認知:人が社会からの情報を認知する過程。
*社会的感情:基本感情より複雑な感情。
 ex.恥、罪悪感、誇らしさ、嫉妬、妬み、劣等感など。
 ・社会対人関係の中で生じ、自己意識と深く関わる。
 ・文化によって異なる。表出コントロールがなされる。

*社会的動機
・社会的場面や他人との関係における種々の社会的行動を、
 始動し誘導する働きをする要因。

*対人認知
・他者の性格、欲求、思考等について知覚すること。
*印象形成
・容貌・声・身振り・風評など、他者に関する限られた情報を手がかりに、
 その人物の全体的なパーソナリティを推論すること。
・断片的な情報からだけでも、ある程度まとまりを持った印象が形成される。
・対人認知の主要な側面のひとつ。

*社会的推論:様々な社会事象についての推論。



〇家族 集団 文化

・結婚、夫婦関係、
・育児、養育信念、家族の情動的風土
・不適切な養育(虐待、ネグレクト)
・家庭内暴力
・夫婦間暴力(DV、IPV(intimate partner violence ))

*一般システム理論(◎フォン・ベルタランフィ)
*家族システム論
・一般システム理論の家族への応用。
・家族が人間の単なる集合ではなく、独特の構造をもった有機体であり、
 関係が表すパターンによって成り立っている。 
・円環的因果関係。
*家族療法
 *家族歴史論・多世代理論(◎ボーエン)
 *家族構造論(◎ミニューチン)
 *ダブルバインド(二重拘束仮説)(◎ベイトソン)


*生態学的システム論(◎ブロンフェンブレンナー)
・子どもの発達に影響を与え得る環境要因には、
 その子どもの直近にいる人々や組織から全国的な文化の諸勢力まで、
 数多くの異なるレベルがあるとする考え。

・個人主義
・社会主義
*文化的自己観
・ある文化において歴史的に共有されている自己についての素朴理論。
 ・相互独立的自己観(independent self):西洋文化で優勢。
 ・相互協調的自己観(interdependent self):東洋文化で優勢。

・異文化適応


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やっぱ、眠そうじゃん。

『うん、まあ・・』

(本年 7月中旬 朝 撮影)





脳・神経・高次脳機能

2018年08月25日 | 学習ノート2
〇脳神経系

*中枢神経
・ニューロン(神経細胞)、グリア(支持細胞)、
  シナプス(情報伝達部)
 *脳脊髄液(髄液)
  ・脳室、クモ膜下腔を満たす無色透明。脳、脊髄の保護、栄養補給。 

*末梢神経 ① 体性神経 
       ・脳神経・脊髄神経・さらに末梢の運動・感覚神経
      ② 自律神経: 交感神経 ・ 副交感神経

*機能局在
 ・脳(大脳皮質、辺縁系、視床、視床下部)が、
  場所によって、それぞれ違う機能を担っているとする考え。

 こちら → 「人体の部位、各器官等」   「脳の神経と脳構造」

・睡眠、摂食行動、性行動、情動行動
*サーカディアンリズム(概日リズム)
 ・1日(24時間)で変動する身体のリズム

*受容体
 ・細胞膜、細胞質または核内にあるタンパク質。
  神経伝達物質、ホルモンその他の物質を結合し、細胞の反応を開始させる。
  細胞外のシグナルを細胞内シグナルに変換する装置。

・神経伝達物質
*グルタミン酸:必須アミノ酸。興奮性の神経伝達物質。
*GABA(γアミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid))
 ・グルタミン酸から生成。抑制性。
 ・興奮した神経を落ち着かせ、リラックス状態をもたらす。
*アセチルコリン:副交感神経刺激。心拍数・脈拍数減少、唾液分泌促進。

*アドレナリン:交感神経に作用。血圧上昇、心拍数増加。
*ノルアドレナリン:視床下部・・内分泌系、循環器系の調整。
          脊髄・・自律神経反射、痛覚の調整。
          扁桃体・海馬・・長期記憶の形成を推進、  ほか。
*ドーパミン:運動調節、ホルモン調節、快の感情の報酬系。
       ドーパミン生成ニューロンの減少・・パーキンソン病。 
*セロトニン:ドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)
       などの情報をコントロールし、精神を安定させる。

*オピオイド類:ケシから採取されるアルカロイドや、そこから合成された化合物、
        また体内に存在する内因性の化合物。
        鎮痛、陶酔作用。もっとも強力な鎮痛薬。
 



〇記憶、感情等の生理学的反応の機序

・意識
・知覚、記憶、感情

・自律神経系機能の指標(体温、皮膚電位図、筋電図、心電図)
・電気生理学的指標(脳波、事象関連電位、脳地図)
・局所脳血流量の変化 (fMRI)

 こちら → 「高次脳機能」



〇高次脳機能の障害と支援
・失語、失行、失認
・記憶障害、遂行機能障害、注意障害、社会的行動障害

・高次脳機能障害の原因
 ・脳の器質的障害の原因となる受傷や疾病。
 ・先天的疾患、周産期脳損傷、発達障害、認知症は除く。

・リハビリテーションプログラム
 ①医学的 ②生活訓練 ③就労支援

 こちら → 「高次脳機能障害」



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『ちゃんとお話、聞いてるし・・』

そうかなぁ。

(本年 7月上旬 午前 撮影)




言語・感情・人格

2018年08月25日 | 学習ノート2
〇言語の習得

*意味論:ことばの持つ意味の研究。(物と言葉の関係)
*統語論:言語の構造の研究(文法) (ことばと言葉の関係)
*語用論:文脈の中で文が有する情報の研究。(人と言葉の関係) 
関連記事 こちら → 「「聞く」「話す」」

*認知言語学
・人間が持つ一般的な認知能力の反映として言語を捉えること。
*社会言語学
・言語を社会的要因との関連で研究するもの。
・階級・職業・年齢・性別・人種などさまざまな社会層や
 場面の性質による言語の違いが研究対象。

*言語獲得支援システム(ブルーナー)
 (LASS(Language Acquition Support System))
・前言語期の子どもが大人とやりとりする中で、
 大人はあるパターン化したことばかけを用いており、
 それによって子どもは言語の獲得が容易になるという理論。

*失語症
 *Broca(ブローカ)失語(運動性失語) :意味は分かるが正しく発語できない。
 *Wernicke(ウェルニッケ)失語(感覚性失語):発音は流暢だが、意味が理解できない。
 こちら → 「神経心理学的症状」

*ディスレクシア(読字障害) : こちら → 「読むことのつまずき」
       


〇感情

・感情の生物学的基礎
 ・扁桃体、視床下部、島皮質、前頭前野腹内側部
  低次回路、高次回路
・感情の神経生理学的機序 
 ・扁桃体、視床下部、島皮質、前頭前野腹内側部
  低次回路、高次回路

*精神力動理論
 ・人は愛着の対象である養育者との関係の中で、
  感情調節やメンタライゼーションの能力を発達させていく。

*認知評価理論
 ・認知的評価が感情や意欲に影響を及ぼす。

*心理的構成主義理論
 ・「なんとなくいい感じ」等、主観的感情状態。
*社会的構成主義
 ・個別の感情は文化によって構築される。

*次元論(ラッセル Russell)
 ・「快一不快」の軸と「覚醒一睡眠」の軸の2次元上に配置される。

*基本感情論
・エクマン、イザード・・・・研究者によって違う。
◎エクマン・・喜び、悲しみ、驚き、恐れ、怒り、嫌悪 

・感情が行動に及ぼす影響
 ・感情と動機付け
  ・種々の状況における、瞬時の適応的な判断や動機付けを可能にする。

 ・感情と表出行動
 ・感情と認知

 ・感情と社会・文化
  ・偏見、流言、パニック、対立、紛争などの社会現象も、
   個人、集団の感情という観点から理解できる。

 ・感情の発達
 ・感情の個人差(感情特性)

・感情と心身の健康
 ・理性、認知と不可分、協調的に結びつき、
  人間の生物学的、心理社会的な適応を高度に保障する
・個別の感情

こちらの記事を参照 →  「感情」   「認知機能の発達」



〇人格

・人格の概念
 ・パーソナリティ、性格、気質
 *自己特性論
 *状況論 
 *相互作用論(レヴィン)
 ・性格を人と状況の関数によってみていく。

 *社会的認知理論(バンデューラ)
 ・社会的学習理論の発展
 ・「結果期待」「自己効力感」

 *一貫性論争(人間―状況論争)
 ・「性格は各個人において一貫して変わらないもの」という立場と、
  「性格は一貫したものではなく、状況に応じてどんどん変化するもの」
  という立場の間の論争


・人格の形成過程
 ・連続性と変化 ・遺伝要因、環境要因


・人格の類型、特性
 *類型論(クレッチマー、シュプランガー、ユング)
 *特性論:5因子モデル
     外向性、協調性、誠実性、情緒的安定性、経験への開放性(知性)

 *語彙アプローチ
 *ナラティブアプローチ
 *人間心理学的アプローチ

 ・パーソナリティ検査(質問紙法、投影法、作業検査法)
 ・個人差、アセスメント、測定

・パーソナリティ障害 : こちら → 「主な精神疾患 5」


参考記事  こちら → 「人格」   「生涯発達」




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マリンちゃん、またこんなところでクネってる・・

『なんか、きもちいぃもん ♪ 』

バアバは、お座布団を、
マリンのために置いたままにしてくれてます・・・(^_^;)

(本年 7月上旬 午前 撮影)






知覚・認知・学習

2018年08月23日 | 学習ノート2
〇感覚・知覚

*心理物理学(精神物理学)
・外的な刺激と内的な感覚の対応関係を測定し、
 また定量的な計測をしようとする学問。

・明るさと色、空間(運動、奥行き)、物体・シーン
 音と音声  の知覚。

*体性感覚
・皮膚感覚(触覚、温度感覚、痛覚)と深部感覚(筋や腱、関節など)
・頭頂葉の体性感覚野
・力や機械的刺激を媒体とする。

*自己受容感覚
・体性感覚のうちの深部感覚のこと。

*多感覚統合
・感覚同士の相互作用。
・各知覚モダリティー情報からの食い違いにより、錯覚。
・ex.マガーク効果
 (音韻認知において、視覚情報、聴覚情報の相互作用。視覚優位)



〇認知・思考

*帰納的推論:個別事例から法則性(仮説)
*演繹的推論:法則性から個別事例の命題。
       法則性が正しければ必ず正しい。

・問題解決
 *アルゴリズム:必ず解決に至るが、煩雑。
 *ヒューリスティック:ある程度満足できる解を得られる。
            日常的に用いられる。

*認知神経科学
 *脳機能計測技術・・脳機能イメージング



〇初期学習

*刻印付け(「刷り込み」「インプリンティング」)
◎ローレンツ,K.により提唱。
・ある生物有機体に、特定の時期に、特定の刺激によって
 生じた反応が、反復的な学習・経験・報酬がなくても
 一貫して生じるようになる刺激と反応の組み合わせが、
 半永久的に消失しない現象。
・親子の相互認知、愛着の形成とも深く関係する

*臨界期(敏感期)
・刻印付けは、特定の時期を逃すと成立しないことが多い。
・刺激と反応の連合が最も起こりやすい特定の時期のこと。
・誕生直後の時期や発達の初期段階。


〇古典的条件付け(レスポンデント条件付け)
◎パブロフ・・犬の実験
*対呈示強化:無条件刺激と条件刺激を一緒に提示すること。
*恐怖条件付け
 ・ヒトを含む動物に生得的に備わる古典的条件付け反応の一つ。
 ・通常、恐怖を引き起こすことがないレベルの光や音(条件刺激)と
  恐怖を起こす電気刺激や痛みなど(非条件あるいは無条件刺激)を
  組み合わせることにより、
  条件刺激のみの提示で恐怖反応(すくみなど)を引き起こす学習反応。
 ・危険を避けるための学習行動の一つ。
 ◎ワトソン・・アルバート坊やの実験。


*オペラント条件付け ◎スキナー
*三項随伴性(ABC分析)
・先行条件(弁別刺激)─ 行動(反応)─結果(強化)という
 三項随伴性の分析。
・先行条件(Antecedents)、行動(Behavior)、結果(Consequences)
 の頭文字をとってABC分析と呼ぶこともある。

*馴化(慣れ、順応)
・ある特定の刺激に繰り返し長時間にわたって接することで、
 その刺激に対する反応が薄れていく現象。
*脱馴化
・ある刺激に馴化した状態で、別の新しい刺激を与えられると、
 刺激に対する反応が復活する現象。

*般化:条件付けされた刺激と類似した別の刺激にも同様の反応。
*弁別:類似した刺激の中から、特定の刺激だけに反応する。
ex.信号が「青なら渡る、赤なら止まる」と弁別。
 青信号の色が多少違って、「緑でも青緑でも渡る」のが、般化。

*逃避:不快な経験をしている状況から逃れる行動
 ex.締め切り日が迫るレポートがあるが、掃除に専念する。
*回避:不快な経験をした状況を事前に避ける行動
 ex.電車に乗ると不安になるので、電車に乗らない。

*実験神経症
・動物が実験的に設定した状況下で示す異常行動。
・パブロフのイヌにおける条件反射の研究から導入。
・刺激の差異を狭小にして弁別が困難な状況となった場合や、
 報酬が期待される状況が遅れたり、罰に置き換えられたりする場合に生じる。

*洞察学習(Kohler. W.(ケーラー))
・「学習者は洞察力により問題場面を構成している諸情報(要素間の関係)
  を統合し、認知構造を変化させ、問題を解決する」
・チンパンジーがバナナを手に入れる実験を通して発見。

*潜在学習(Tolman,E.C(トルーマン))
・行動の遂行には直接現れることはないものの、
 潜在的に、内的に処理される学習。
・ネズミの迷路学習。経験の蓄積、記憶に認知地図。



〇社会的学習 (Bandura,A.(バンデューラ))
・他者の影響を受けて、社会的習慣、態度、価値観、
 行動を習得していく学習。
・観察学習、モデリング
*自己効力感(Bandura,A(バンデューラ))
・人間の行動を決定する重要な要因。
・「自分が行為の主体であり、自分が行為を統制しており、
  外部からの要請に対応できるという確信」のこと。



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『今日のページは、ちょっとよさそうだね』

まあ、一応、分かって書いてる・・

(本年 7月中旬 朝 撮影)