今年も母の日が来た。
私にも娘が一人いるので、一応、母。
母の日に限らず、生みの親に対して
「産んでくれてありがとう」と言うセリフあるよね。
まあ、感動的な言葉ではあるけど・・・
私も言われたら嬉しいし、
自分の親にも言ってあげたい・・・・かな。
でも、その言葉を本心から言えるのは、
今現在、本人自身が幸せだから言えるんだということに最近、気づいた。
もし自分が今、不幸を感じていたら心から言える?
人って幸せの絶頂の時は生きていること、生まれてきたことに感謝したくなる。
反面、不幸を感じている時は八つ当たりのように、
「どうして私なんか産んだの?」「
「勝手に産んだくせに。産んでくれと頼んでない!!」
「生まれてこなければ良かった」
などと言う。
親の立場から言うと。
確かに頼まれた訳じゃない。
そう、ぶっちゃけ、親が勝手に(産みたくて)産んだんだよ。
とある身分の高い方が第一子を生んだ時、
「生まれてきてくれてありがとう」
そう思ったらしい。
それを見聞きした私の友人がこう言った。
「親に対して“産んでくれてありがとう”ならわかるけど
どうしてそんなセリフを子に対して言うのか・・・。おかしい!」
真意は、子供を身ごもった女性にしかわからないかもしれない。
お母さん達、思い出して・・・。
10ヶ月お腹の中で育てた我が子が生まれた時のこと・・・。
小さい身体で一生懸命、呼吸している我が子を抱いた時のこと・・・。
反抗期でお母さんに対して
「産んでなんて言ってない!!」とか
「〇ね(タヒネ)!」とか言われても悲しんじゃダメ。
たぶん、あなたの反抗期の方が凄かったはず!?
あなたも、我が子が愛おしいと思った時、
「生まれてきてくれて、ありがとう・・・」
そう思いませんでしたか?