クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

口鼻瘻管(犬)に、シリカのレメディがいい…?

2019年01月22日 | マロンの腎不全・ガン
とても興味深いことが起きました。

前回獣医M先生に診て頂いた時に、特にホメオパシーレメディ関連の処方が無かったので、帰宅後に自分でレメディをマロンに選んであげたのですが。
そのレメディがとても良く働いて、なんとマロンの口鼻瘻管の状態がかなり改善してくれているのです

今回は、Silicea(シリカ/二酸化ケイ素)のレメディを選択しました。
ブログ開始の最初の頃に書いたのですが、マロンには体質的レメディとして、「Phosphorus(フォスフォラス)」=燐のレメディ、をあげています。
しかし今回、フォスフォラスではなくシリカが、今のマロンの状態にとてもよくヒットしました。

フォスフォラスについては、こちらに。
*2018.3.5記事参照 「マロンの腎不全の自然療法」

↑ここに、ほんのチラリと書いたのですが、レメディというのは、症状だけではなく常に「全体像/全体性」を大事に選んでいきます。
どういう疾患を持っているのか、だけではなく、その仔(その人)がどういう人なのかをしっかりと考えて、選んでいくことになります。
しかし、今回は急性症状(血便など)だったので、敢えて症状に大きくフォーカスしてレメディを探していきました。
もちろん、マロンの性格的なことも考慮して選んではいますが、比重としてはもっと、今困っている症状の方に重点を置きました。

その結果、Silicea(シリカ)のレメディがダントツに今のマロンを癒せるレメディとして浮上してきたのですが、実際投与してみてとても驚くような結果が出ているので、書き記しておこうと思います。

元々は、口鼻瘻管の症状については諦めていました。
これはもう手術しか方法が残されていないと理解していたので。
なので、今回ホメオパシーのレメディを投与したのは、そちらではなくて腸の問題の方を考えてのことでした。
血便については、全く理由がわからなくて、思い当たるとすれば、マロンが何か異物を食べてしまったことかな?と。
なので、レメディとして「体内の異物の排出を促すレメディ」「血便によいレメディ」の2点で考えていました。
そこに、さらに、今持っている症状である「口鼻瘻管の泡状分泌物にもよいレメディ」というのをちょっと付け加えて考えただけだったのですが…。

これが、とても良い方向に働いたようで、シリカのレメディを摂り始めてから、血便の解決と併せて鼻水が全く出なくなりまして、口からのアワアワ状態のドロドロがおさまりました
完全に治癒したということではありません。
依然として瘻管があることには変わりはないので。
まだたまにジュルっとした音はしていますし、よだれが口元に少したまっていることもあります。
けど、1週間前に比べたら、全然その量が違うんです!
くしゃみは全く無くなりましたし、息苦しさも消えて、楽そうにしています。
何より、実際、ほぼ2日おきに鼻水&ヨダレ掃除をしてあげていたのが、今は全然それをする必要が無いんです。

自分でも驚いています。
もしかして、このままレメディでコントロールしていけば、歯の手術をする必要なく犬生を全うすることができるのか
それとも、一時的な緩和にすぎないのか??
結局は、また悩ましさが増しただけかもしれません…。
今後の先行きがわからない以上、歯をどうするか?という問題は消えてくれることはないんですね
でも、実際、マロンが今、少しでも楽そうにしてくれているのは、嬉しいです。

さて、そんなシリカというレメディは、こんなレメディです。
以前に、「トゲぬきのNO1.レメディ」としてもご紹介したことがあります。

*2018.4.28記事 「トゲ抜きのNO.1レメディ、シリカ(Silicea)」

ホメオパシーのレメディ「シリカ」


【Silicea terra(シリカ)】原物質:シリカ、二酸化珪素
部位:神経、腺、栄養素、骨、皮膚 など
疾患: 風邪、副鼻腔炎、咳、扁桃炎、耳痛、おでき、とげ、消化不良、便秘、あがり症 など
「体内の異物を出す代表的レメディ」…ペースメーカーなど入れている人は注意!
・化膿しやすく、傷の治りが遅い
・再発しやすい感染症
・消化器系の不調、便秘気味
・栄養不良、成長の遅い子供・先端恐怖症
・汗かき、寒がり、非常に喉が渇く
・自信の欠如、はにかみ屋で内気、心配性、臆病
・人当たりは柔らかい感じ
・表面的には他人に同調するが、内心は非常に頑固
・イメージに左右される
・些細なことに神経質
悪化要因:冷えること、発汗の抑制、隙間風、湿気、牛乳、予防接種、新月
好転要因:体(とくに頭)を温かく包むこと、温かさ、夏

こうして見ると、今のマロンの性格に似ているように思えます。
昔はフォスフォラスのような、パッと明るく感受性の高い仔だったんですけどね。
病気をしてから、変わりつつある感じです。

さて、このシリカというレメディは、果たして、どんな仔にも口鼻瘻管を癒すことができるのでしょうか?
試してみる価値はあるのかな?と思っています。
どなたか、使ってみたら教えてください~~
 

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4 コメント

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Unknown (ポニー)
2019-01-24 23:13:35
まろママさん、こんばんは

マロンちゃんの症状改善してるとのこと、安心しましたきっと、まろママさんのご尽力の結果が出ているのでしょうねホメオパシーレメディ処方は奥が深いものとお察ししますが、マロンちゃんの今後の回復改善が期待されますね

ではでは
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Re:Unknown (まろママ)
2019-01-24 23:28:45
ポニーさま

コメントありがとうございます!
そうですね、少し落ち着いてきて安心してます。
長めのお散歩もたまにできるようになったので、三浦滞在の際には、少し足を伸ばして見ますね~♪
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Unknown (Arisa)
2021-02-18 01:47:40
はじめまして、突然のコメント失礼しますm(__)m

12歳のトイプードルがいるのですが
慢性気管支炎や脳の病気、ホルモンの病気をかかえていて、
以前から酷かった歯周病がついに膿のある鼻水が出てきてしまい、気管支炎の命綱である吸入が鼻から吸えなくなってしまい…
麻酔をかけたらそのままなくなる可能性があるけど、このまましなくても吸入が出来ず呼吸状況も悪くなり…といった状態でとても悩んでいます…

そんな中色々調べていまして拝見し、コメントいたしました。

ホメオパシーは全くの未知で…
もしよろしければこちらのシリカについて教えていただきたいです。
返信する
Unknown (maromaro626)
2021-02-18 16:46:45
Arisaさま
はじめまして!
2年以上も前の記事にコメント頂きまして、ありがとうございます。
マロンとのあの日々を、改めて思い出しました。
ほんとに、毎日愛犬の事で心悩ませ、心配ですよね。
呼吸器と脳とホルモンと口鼻瘻管・・・。大変ですね。
そんな中、ホメオパシーに目を留めて下さったのですね。
記事にも書いた通り、レメディというのは、その人(動物)の性格や気質など、全体的なものを見ながら処方されます。
なので、あの時のマロンにはとても状態として合っていたと思うのですが、Arisaさんのワンちゃんがどういう子なのか全くわからないので、効くかどうかわからないのが正直なところです。

膿の排出に良いレメディは、Siliceaの他にもHepar sulph(炭酸カルシウム)、Mercury(水銀)、Calc sulph(硫酸カルシウム)などあります。
それぞれ、その人(動物)の症状や性質を見極めながら、投与していきます。

なお、シリカをあげてみるにしても、ご愛犬は慢性の病理が深いので、レメディは12C程度のものをお勧めします。

さらに何かご質問などありましたら、メールにてご対応いたします💌

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