コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

コリーの寿命

2022-02-22 | 病気・健康管理

コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html

 コリーの子犬情報

コリーの子犬 誕生から巣立ちまで

 これまでにも何度か触れましたが。

コリー(ラフコリー)の寿命についてです。

我が家の長寿記録は、言うまでもなくイネちゃん15歳8ヵ月(更新中)です。私が知っている日本国内でのラフコリーの最高記録は16歳です。16歳と何ヶ月くらいだったかは、残念ながら不明なのですが、数頭、16歳を超えた子を知っています。

とはいえ、そこまで生きる子は、ほんの、ほんの一握り。ほとんどのコリーは、16歳を迎えることはできません。

では、コリーの寿命は一体、どれくらいなのでしょう??

残念ながら、国内では寿命についてのちゃんとした調査統計はありません。おそらく、コリークラブにも。

ネットの力を使って、大規模な調査をしてみたら、ある程度はわかるかな?それには、少なくとも数百頭くらいのデータは必要ですよね。亡くなった時の年齢と死因について、ここ20年くらいの間に生まれたコリー限定でアンケートを取ってみるのもいいかもしれません。

え??やりなさいって??

え~っと、モゴモゴ・・・
私自身、それは知りたいところなのですけど😅 



とりあえず、私の経験というか、印象なのですけど。

国内のコリーの寿命は、おそらく12~13歳ではないかと思います。以前も書きましたけど、12歳後半から13歳前半で亡くなる子が一番多いと感じています。

で、「老衰」と言えるのは、さらに上の14歳以上ではないかと。13歳までは、悪性腫瘍や腎臓疾患などの病気で亡くなっていることが多いようです。もっとも、それらの疾患も老化によるものだと考えれば、大きな意味での老衰ですよね。

我が家で言うと。

5歳 ジロちゃん
6歳 ハジハジ フィリップ
10歳 つっちゃん
11歳 ローズ
12歳 パー ワカコ レイン
13歳 マーク
14歳 ワカチー
15歳 ヴィー イネ(更新中)

13歳はマーキュンだけで、15歳が2頭ですが😅 
やはり、多いのは12歳ということになります。

繁殖犬でいうと、やはり12歳から13歳で亡くなる子がほとんどです。12歳までは、同胎の8割くらいが存命ですが、13歳を迎えるのは2~3割です。13歳になった時点で、同胎の半分が存命だったら、その胎は長寿だったということになるかな。ワカチー、ヴィー、イネの同胎がそれでした。



12歳を過ぎたら。

残酷なことを言うようですが、半年後は今と同じ状態だとは考えないでください。同じ状態でいられる子も、もちろんいますが、大半は違ってきます。

だから、今をしっかりと。

12歳を過ぎたら、それまでとは老化のスピードが違ってきます。それまでの半年が、一か月かもしれません。あれよあれよという間に、階段を転げ落ちてしまいます。

お出かけしたい場所があったら、「夏が過ぎて涼しくなってから行こうね」なんて考えずに、春のうちに行ってきてください。
美味しい物があったら、食欲のあるうちに食べさせてあげてください。犬用だなんていわずに、人間のケーキとか。老犬が食べなくなる時って、ある日突然だったりしますから。

段差にスロープ。

足が弱ってからでは、犬はスロープを怖がります。急な坂道を下るのと同じですからね。まだしっかり歩けるうちに、スロープを設置して、慣らすといいです。

まだ歩けるから大丈夫って思っていても、老犬に多い前庭疾患を起こしたら、突然歩行困難になります(後日回復しますが)。

長々と書いてしまいましたが、とにかく、12歳、いえ11歳を過ぎたら、十分に気を付けてあげてくださいね。
できれば10歳くらいから、半年ごとの血液検査と腹部エコー検査をお勧めします。 

 

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